小林みちたかのレビュー一覧

  • 死を喰う犬

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    山本高樹さんの「冬の旅」そして、「旅は旨くて、時々苦い」を読んだ後、同じラダックを旅したこの本を手に取った。少し話がわかりにくいところもあったけれど、面白かった。最初は軽い語り口だったところが、後半になって、冬の自然に対する自分の無力さや、ラダックの旅に対する想いが語られる。最後の父親との話は特に心を打たれた。

    自分は度々「生きる」ということについて考えることがある。なかなか簡単に答えが出るようなものではないけれど、この本を読んで、改めてわからなくても生きていくしかないんだよなあ…という気持ちになった。

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    2022年12月07日
  • 死を喰う犬

    Posted by ブクログ

    本の帯にあった
    インド北部のラダックには
    決して怒らない人びとが暮らしている。
    との言葉にひかれて読みました。
    でも、怒っていました・・・それも結構強く
    でも、同じぐらい暖かで柔らかく笑顔のようでした。

    高名な僧侶が作者に
    「怒って何かいいことがあったかい。君には知恵が足りない」
    と話し、その後に言った言葉が
    心に刺さりました。
    私も自分の中の怒りを持て余していたので。

    旅の本ですが写真は1枚も掲載されていなくて
    それが却ってラダックの風景や、人々を
    作者の文章から想像することが出来て良かったです。
    読書中、私も
    遠い遠いラダックに旅をすることが出来ました。

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    2021年09月05日
  • 死を喰う犬

    Posted by ブクログ

    ラダックはどんなところなのだろう。
    ラダックを旅するというのは、どんな気持ちなのだろう。
    きっと一人一人違う気持ちなのだろう。
    自分が旅をしたらどんな気持ちになるだろうと、著者に重ねてみる。
    ラダックでマーモットを見てみたい。スノーレパードよりも。いつか。

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    2021年07月10日
  • 死を喰う犬

    Posted by ブクログ

    タイトルと表紙のデザインに惹かれて購入しました。笑

    序章の話が最後の最後で繋がってきますが、ちょっと忘れてしまってたり…笑
    夏編と冬編があり、個人的には冬編がお気に入り。行ったことないけど、光景や気温や匂いが、浮かんでくるようでした。

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    2021年08月07日