感情タグBEST3
Posted by ブクログ
山本高樹さんの「冬の旅」そして、「旅は旨くて、時々苦い」を読んだ後、同じラダックを旅したこの本を手に取った。少し話がわかりにくいところもあったけれど、面白かった。最初は軽い語り口だったところが、後半になって、冬の自然に対する自分の無力さや、ラダックの旅に対する想いが語られる。最後の父親との話は特に心を打たれた。
自分は度々「生きる」ということについて考えることがある。なかなか簡単に答えが出るようなものではないけれど、この本を読んで、改めてわからなくても生きていくしかないんだよなあ…という気持ちになった。
Posted by ブクログ
本の帯にあった
インド北部のラダックには
決して怒らない人びとが暮らしている。
との言葉にひかれて読みました。
でも、怒っていました・・・それも結構強く
でも、同じぐらい暖かで柔らかく笑顔のようでした。
高名な僧侶が作者に
「怒って何かいいことがあったかい。君には知恵が足りない」
と話し、その後に言った言葉が
心に刺さりました。
私も自分の中の怒りを持て余していたので。
旅の本ですが写真は1枚も掲載されていなくて
それが却ってラダックの風景や、人々を
作者の文章から想像することが出来て良かったです。
読書中、私も
遠い遠いラダックに旅をすることが出来ました。
Posted by ブクログ
ラダックはどんなところなのだろう。
ラダックを旅するというのは、どんな気持ちなのだろう。
きっと一人一人違う気持ちなのだろう。
自分が旅をしたらどんな気持ちになるだろうと、著者に重ねてみる。
ラダックでマーモットを見てみたい。スノーレパードよりも。いつか。