作品一覧
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4.6今、日本中の企業でDX化が叫ばれ、デジタル人材は引く手あまたとなっている。30代で大企業の役員に就く例も散見されるほどだ。 旧世代の経営幹部はデジタルに弱く、アナログ経営からなかなか脱出できないために、多くの日本企業は窮地に追い込まれている。 だからこそ、デジタル人材にはチャンスが広がっている。多くのデジタル人材はIT企業に留まりがちだが、むしろITとは距離のある一般企業に入った方が活躍の場は広がる。 デジタル人材は、一般企業であれば若くして大きな仕事を任せられる可能性が高い。日本を再生できるか否かは彼らが握っていると言っても過言ではない。 文系出身でもいい。営業畑でもいい。プログラミングが絶対に必要なわけでもない。重要なのは、デジタルの価値を理解し、アナログの経営陣との仲介役になれる「翻訳者」のような存在だ。 新しい時代に必要とされるスキルはどうやって獲得すれば良いのか? その力を最大限に発揮するにはどんなキャリアを歩めば良いのか? 実際に30代で東証プライム上場企業の執行役員CDOとなった著者が、自身の経験を元にデジタル世代の新しい仕事術を教える。
ユーザーレビュー
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Posted by ブクログ
■読んだ背景と感想
最近CDOという立場の人と仕事をすることがあり、また自分もCDOに興味があるのでどのような考え方でどのような仕事をしているのかを学びたくて読みました。
ID系の企業をいくつか経験し、若くして大企業のCDOをされている著者の経験や考え行動をベースに書かれている本です。ベンチャーならともかく若くして大企業のCDOになるような方の思考や行動はそのような立場を目指す人間からすると非常に参考になるものでした。
■概要
CDOというとデジタル、つまりITテクノロジーに詳しい人でエンジニアでないといけないみたいな思い込みもありましたが、CDOが担うのはデジタルによる組織変革や事業変革