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今、日本中の企業でDX化が叫ばれ、デジタル人材は引く手あまたとなっている。30代で大企業の役員に就く例も散見されるほどだ。
旧世代の経営幹部はデジタルに弱く、アナログ経営からなかなか脱出できないために、多くの日本企業は窮地に追い込まれている。
だからこそ、デジタル人材にはチャンスが広がっている。多くのデジタル人材はIT企業に留まりがちだが、むしろITとは距離のある一般企業に入った方が活躍の場は広がる。
デジタル人材は、一般企業であれば若くして大きな仕事を任せられる可能性が高い。日本を再生できるか否かは彼らが握っていると言っても過言ではない。
文系出身でもいい。営業畑でもいい。プログラミングが絶対に必要なわけでもない。重要なのは、デジタルの価値を理解し、アナログの経営陣との仲介役になれる「翻訳者」のような存在だ。
新しい時代に必要とされるスキルはどうやって獲得すれば良いのか? その力を最大限に発揮するにはどんなキャリアを歩めば良いのか?
実際に30代で東証プライム上場企業の執行役員CDOとなった著者が、自身の経験を元にデジタル世代の新しい仕事術を教える。
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Posted by ブクログ
■読んだ背景と感想
最近CDOという立場の人と仕事をすることがあり、また自分もCDOに興味があるのでどのような考え方でどのような仕事をしているのかを学びたくて読みました。
ID系の企業をいくつか経験し、若くして大企業のCDOをされている著者の経験や考え行動をベースに書かれている本です。ベンチャーならともかく若くして大企業のCDOになるような方の思考や行動はそのような立場を目指す人間からすると非常に参考になるものでした。
■概要
CDOというとデジタル、つまりITテクノロジーに詳しい人でエンジニアでないといけないみたいな思い込みもありましたが、CDOが担うのはデジタルによる組織変革や事業変革。そうなると、ITテクノロジーに詳しいというのは大前提にはなるが、エンジニアというよりもビジネスやマネジメントに精通している必要がある。(もちろん会社により違いはあると思いますが。)
現在ITに精通している人間は、 IT企業に集まっているが、現在のDX時代において、昔ながらの事業会社に行くことでより大きな価値を発揮しチャンスを掴むことができるというのが主張。
そしてCDOといえば役員クラスのため、デジタル人材として役員になるために必要な行動が多く記されていました。
筆者はこの行動をチェックリスト化し、実行していた。
■どのような人に役立つか
この内容はデジタル人材を目指す若い人、ある程度経験を積んだDXリーダーレベルの人どちらにも役に立つと思った。
若い人からするとこの著者の行動を全て実践するのは非常に難易度が高い。ただし、意識しできるところから取り組むことで視座を高めデジタル人材として大きくレベルアップできる。 DXリーダー層にとっても、組織の中でどうデジタル化するか、というデジタル化することを目的に活動を求められるケースが多いと思うが、本来企業を、事業をどう変革するか、そのためにデジタルをどう活用するかがDXのあるべき姿であるため、その方向に視点を切り替えられるのではないかと思う。(実際にそこから上層部と共通理解を持つのは難しかったりするが。)
■自分にとっての学び
著者のチェックリストがを参考にカスタマイズし、自分のチェックリストを作成する。個人的な定期的な目標管理に課題を感じていたが、これをこのチェックリストを参考に自分で仕組み化することはやってみようと思う。
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