作品一覧

  • ざらざらをさわる
    4.2
    1巻748円 (税込)
    塾の休み時間にしていたひそかなおまじない。ひとりごとを言うときの見えない誰か。落ちこんだ気持ちをなぐさめてくれるおとも。結婚して気づいた名前というものの存在……。日常の中で通り過ぎてきた、ちょっとしたでこぼこを、やわらかな言葉と絵で切りとったエッセイ&イラスト集。初めて著した本書で、「紀伊國屋書店スタッフが全力でおすすめするベスト30『キノベス! 2021』」に選出される。文庫化に際し、書き下ろし5編を収録。 ※本作品は2020年6月に晶文社から刊行された単行本を文庫化に際し、加筆修正をしたものです。

ユーザーレビュー

  • ざらざらをさわる

    Posted by ブクログ

    なんどだって、だれにだってお勧めしたい本。
    これ大好き。わたしのバイブル。

    日常のひとつひとつにアンテナ張りながら、意図的に感性を鈍麻させないよう心掛けるのって、つかれるとおもう。
    でも私は、ちいさな言葉遣いに覚える違和感や、紅茶にミルクを入れた時のやわらかい匂いを拾い続けられる人間でありたいな
    と、思うけど、
    それでもある程度の鈍感さがある方が生きやすいのも事実で。
    そんな世界で、生活のノイズを185ページ分も堆積させられるその胆力と自分への誠実さに感服するばかりです。


    言葉選びも刺激に対する受容体も、すべてが憧れです。

    三好愛さん、だいすき。

    0
    2024年04月28日
  • ざらざらをさわる

    Posted by ブクログ

    私が三好愛さんを知ったのは、川上弘美さんの「某」を読んだからです。
    川上弘美さんの「某」の表紙にとても惹きつけられ、「某とは」、と手に取りました。三好愛さんのイラストには、無機質なようで生ぬるい餃子の皮ような、むにゅっとしているようでもしかしたらふんわりしているのかな、というような、不思議な感覚を受け取ってしまう何かがあります。

    読み進めて行くと、三好愛さん自身も、むにゃっとしているようでふんわりした方なんだなぁ、と面白く、分かるような分からないような、ちょっと落ち着かないけれど腑に落ちるという、決してさわれない夢の中の霧のような印象を受けました。

    エッセイひとつにつきイラストがついていて

    0
    2024年01月21日
  • ざらざらをさわる

    Posted by ブクログ

    生きているうちに感じたことのある躓くほどではないけれど、少しざらざらとした感覚…あれって言葉にできるんだ。私だけじゃないんだと嬉しくて解れていく。そういえば、赤福のざらざらは見て見ぬふりしてたのにこの本を読んでまた赤福を見る度、思い出してしまうようになったから、私のざらざらがひとつ増えたなぁと本を閉じた。

    0
    2024年01月11日
  • ざらざらをさわる

    Posted by ブクログ

    やわらかな語り口とふわっとした文章でしたが確かにザラっとした日常も感じました。
    かわいいながらも少し不穏な感じもするイラストはとても魅力的です。

    0
    2024年12月29日
  • ざらざらをさわる

    Posted by ブクログ

    前作同様、日常に溢れている微妙な「感じ」を上手く救いとってくれるようなエッセイ。

    たまに声を上げてゲラゲラ笑いながら読んだ。

    0
    2024年12月19日

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