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  • 樺太一九四五年夏 ――樺太終戦記録
    4.0
    1巻1,925円 (税込)
    第二次大戦における沖縄戦が「国内唯一の地上戦」と語られることがある。しかし実際にはもう一つの熾烈な地上戦があった。旧日本領南樺太へのソ連侵攻である。1945年8月9日朝、ソ連軍は突如日ソ中立条約を破棄し、日本軍の軍事施設、警察施設を攻撃する。侵攻を想像しなかった日本側には、戦車の鋼板を打ち破れる火砲は数門あるのみ。残された手段は破甲爆雷を背負って飛び込むしかなかった。満足な武器もない兵士たちはわが家の見える丘の上で死んでいき、守る者のいない市民は地獄の苦しみに突き落とされた。わずか2週間で4千人以上の戦死者を出した悲劇の記録。

ユーザーレビュー

  • 樺太一九四五年夏 ――樺太終戦記録

    Posted by ブクログ

    国際法に警察権が機能しないなら、世界は「暴力の強さ」が決していく。相手の実力が正確には見抜けないこと、戦後の統治コストが不明瞭であること、暴力に対する国際的な懲罰がその抑止力にはなる。だが、これらは「正当化」さえできればある程度は突破可能。実力把握に対しては、核やサイバーを含む現場目線でのテロリズムの脅威などの査定が必要。

    当時、日本は、国家総動員で特攻する潜在的な、ある意味では霊的なまでの信仰に裏打ちされた実力があり、原爆だけで抑え込めるか否か、仮に戦意を喪失させても統治タイミングでテロが止まない可能性も高かった。アメリカが終戦間近にソ連に参戦を呼びかけたことの真意には未だ議論は残るが、と

    0
    2026年01月03日
  • 樺太一九四五年夏 ――樺太終戦記録

    Posted by ブクログ

    8月15日以後に起きた日本領の地上戦の姿を詳細に描いたまさに力作。個人名がなるべく記されていて、数字だけでは捉えられない、人間の活動記録。

    1
    2023年08月02日

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