作品一覧

  • アウシュヴィッツの聖人を追いかけて ある被爆者と桜守の物語
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    1巻3,740円 (税込)
    アウシュヴィッツに斃れたコルベ神父,原爆を生き延び信仰の道に進んだ田川幸一(のちの小崎登明),北海道で捕虜虐待や強制労働の実態調査を続け,海外への桜の寄贈を続けた浅利政俊の3人を主人公に,戦争の時代に平和を求め続けた人びとを重厚に描き出すノンフィクション.英Times誌絶賛のノンフィクション,待望の日本語版.

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  • チェリー・イングラム 日本の桜を救ったイギリス人
    5.0
    1巻2,750円 (税込)
    大英帝国の末期に生きた園芸家が遠路訪れた日本で目にしたのは,明治以後の急速な近代化と画一的な「染井吉野」の席巻で,多種多様な桜が消えようとする姿だった.「日本の大切な桜が危ない!」意を決した彼はある行動に出た――.日本の桜の恩人であり,今につながる「桜ブーム」をイギリスに起こしたその稀有な生涯を描く.

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ユーザーレビュー

  • チェリー・イングラム 日本の桜を救ったイギリス人

    Posted by ブクログ

     ロンドン在住の女性ライターの阿倍菜穂子さんが、コリンウッド・イングラム(愛称チェリー)の人生を追い、孫達や関係者にインタビューして、桜を愛し、広めたイングラムシの功績を詳述しています。
     イングラム氏は1902年、1906年、1926年と3回に渡って日本を訪れ、三度目のときは積極的に当時の日本に見られた多様な桜の穂木(接ぎ木にするための枝)を収集し、イギリスの自邸の広大な庭園に植栽し、さらにそれらの桜の苗木や枝を惜しみなく希望する人たちに分け与えて、イギリスでの桜ブームを支えた人であるそうだ。
     本書で詳しく語られるのは江戸時代には実に多種多様な桜が人工栽培によって作られていたという事実であ

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    2025年05月14日

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