作品一覧

  • シルヴィア・プラス詩集

    シルヴィア・プラス詩集

    小説・文芸

    -
    1巻6,160円 (税込)
    若くしてその才能をあらわし、30歳で悲劇的な死を遂げたことによって伝説的な存在となっている詩人・シルヴィア・プラス。愛と苦悩によってすぐれた作品を生み出した彼女の詩47篇を収録。2022年に没後20年を迎えた詩人・吉原幸子が歳月を費やし英文学者の皆見昭とともに訳出した翻訳詩集。
  • ベル・ジャー

    ベル・ジャー

    小説・文芸

    4.1
    1巻2,750円 (税込)
    わたしはぜんぶ覚えている。あの痛みも、暗闇も――。 ピュリツァ―賞受賞の天才詩人が書き残した伝説的長編小説、20年ぶりの新訳。 優秀な大学生のエスター・グリーンウッドはニューヨークのファッション誌でのインターンを勝ち取ったとき、 夢がついに叶うと信じて喜んだ。しかし、退屈なパーティー、偽善的に感じられる恋人、 空虚なだけのニューヨークでの生活に違和感を覚え、世界が支離滅裂なものに感じられる。 そして、とあることをきっかけに精神のバランスが徐々に崩れていく。 世の中は欺瞞だらけだと感じる人、かつてそう思ったことがある人たちに刺さりつづける、 英米だけで430万部以上を売り上げた世界的ベストセラー、待望の新訳。 海外文学シリーズ「I am I am I am」、第一弾!

ユーザーレビュー

  • ベル・ジャー

    Posted by ブクログ

    空虚な生活に違和感を覚え、世界が少しずつ支離滅裂なものに変容していく様を追えます。比喩表現が詩のように美しいです(装丁も美しい)。蒸すような酷く暑い日に、おすすめです。

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    2026年09月08日
  • ベル・ジャー

    Posted by ブクログ

    苦しい作品だ。解説で「少女版『キャッチャー・イン・ザ・ライ』」との謳い文句が付されていた時期があることを知ったが、言わんとすることはわかる。大都会の軽薄さへの失望、社会への反抗心、人生の実感のなさと空虚さといったものは確かに共通しているが、しかし押し潰されるような圧迫感と苦しみは、本書が段違いではないだろうか。個人的にはキャッチャー〜の主人公にはうんざりさせられたが、本書の主人公の痛みにはかなり心を寄せられるものがあった。特に両者の違いが明確なのはやはり異性との関係だろう。男性であるキャッチャー〜の主人公が自身の安全が確保された立場から女性を常に冷笑していたのに対し、女性である本作の主人公にと

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    2026年08月05日
  • ベル・ジャー

    Posted by ブクログ

    舞台は70年前のアメリカであるが、主人公の社会に対する不安や憤り、無力感は、令和の日本でも十分に共感できる。
    10代から20代の子どもから社会人になっていく、不安で多感で、そしてどこかエリート故の傲慢さが垣間見える主人公。

    いくつになっても、主人公達が苦手とする中年の年齢になっても、社会や周囲の人間に欺瞞や不信感、憤りを感じる時はある。
    そんな時に、ふとまた、手に取って読みたい。

    0
    2026年05月14日
  • ベル・ジャー

    Posted by ブクログ

    ニューヨークを発つ前日に、クローゼットに詰まっていた綺麗な衣服をぜんぶ屋上から風に乗せて捨てるシーン
    明らかに自殺の比喩なのにフワフワしていてきれいな浮遊感だった

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    2026年05月13日
  • ベル・ジャー

    Posted by ブクログ

    良い本で、自伝的な内容なのかなという感じ。感情の結晶のような本。

    しかし、それにしてもアメリカの詩人というのはなんとも悲劇的なものだなぁ。それが宗教に由来するものなのかはわからないが、語りの節々から、どこかで純粋さ、純潔さや透明性を信じていることが感じられる。そんなもの、ないんだけどね……。

    0
    2026年04月11日

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