京都橘高校のマーチング部をどのように成長させたかについて書かれている.
「弱弱指導法」を用いて、先輩が後輩を育て、またその後輩が後輩を教えて行くことで自主性に富んだ活動ができた.
ただし、これは基盤となる力があることが前提であり、それをどのようにつけていくかは自分で考えなければならない.
「女子集
...続きを読む団をリードする上で大切なのは、【公平さ】だ」
「自分でルールを作って自分を律する【自律性】があってこそ、いつの日か自立した大人になれる.」
弱弱指導法のステップ
①教師のアドバイスが浸透する.(関係性の構築)
②課題に対して、「先生ならこういうのでは?」と
イメージする.(型を明確に示したアドバイスが
必要)
③イメージをもとに、自分たちの頭で解決策を考え
る.
④考えた解決策を全員でシェアして、成功したり失
敗したりする.
⑤この繰り返しで、自分で指導できるほどに成長で
きる.
「波風立てずに揉め事のない集団がいい集団なのではない.揉め事が起きたときに解決できる力のある集団かどうかで、集団の質が決まる.」
⭐️ある程度、成熟した相手向けの内容ではあるが、小学生にも応用できる部分があった.喧嘩が起きたときに仲裁するだけでなく、当事者同士に話し合わさせて解決する方法を、自分たちが納得できるように見つけさせることが大事だと気づいた.