田中宏幸のレビュー一覧

  • オレンジの悪魔は 教えずに育てる―――やる気と可能性を120%引き出す奇跡の指導法

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    なるほど!と思う。
    それと同時に、同じことができる部活というのは(特に文化部では)限られるなと感じた。

    田中先生の述べられる弱弱指導は、基礎力があることと、毎年決まった数の入部者があることが大前提のように思えるからだ。
    もちろん、部の運営としては、理想的。
    生徒たちが自ら動き・考え・実現していくというのは、誰かから教えられることよりも意味があるし、後々にまで残っていくことだからだ。

    しかし、皆さんご存知のように、田中先生が退職された後、世界を COVID-19 が席巻した。
    そのとき、京都橘はどうなったのか?
    伝統は途絶えたのか?途絶えなかったのか?
    この本を読んで、2020年から現在に至

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    2022年08月21日
  • オレンジの悪魔は 教えずに育てる―――やる気と可能性を120%引き出す奇跡の指導法

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    京都橘高校のマーチング部をどのように成長させたかについて書かれている.
    「弱弱指導法」を用いて、先輩が後輩を育て、またその後輩が後輩を教えて行くことで自主性に富んだ活動ができた.
    ただし、これは基盤となる力があることが前提であり、それをどのようにつけていくかは自分で考えなければならない.

    「女子集団をリードする上で大切なのは、【公平さ】だ」

    「自分でルールを作って自分を律する【自律性】があってこそ、いつの日か自立した大人になれる.」

    弱弱指導法のステップ
    ①教師のアドバイスが浸透する.(関係性の構築)
    ②課題に対して、「先生ならこういうのでは?」と    
     イメージする.(型を明確に示

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    2021年07月22日
  • オレンジの悪魔は 教えずに育てる―――やる気と可能性を120%引き出す奇跡の指導法

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     著者は現場の教師であり部活顧問であるため、学者や評論家の立場からの研究結果や机上の論理に基づいた見解ではなく、あくまで現場の目線で自身の経験則に基づいた指導法を紹介しているため、かなり現実的で実践に即した指導法が紹介されている。
     現場の指導者が現場目線で書いており、教育現場だけでなく明日から一般の職場で応用できる方法も多数あった。紹介されている方法は自然と実践しているものも多数あり共感できたが、反面で目から鱗の新しい発見は少なかった。
     また、オレンジの悪魔の内幕が垣間見れて面白かった。

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    2023年02月19日
  • オレンジの悪魔は 教えずに育てる―――やる気と可能性を120%引き出す奇跡の指導法

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    部下との関わりに悩む中で参考になるかと思って読んだが、ちょっと自分のニーズには合わなかった。

    しかし、自分を顧問に置き換えるのか、最上級生の3年生なのか、中間管理職の2年生なのかで見え方が変わってくる。

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    2021年02月27日
  • 歴史の謎は透視技術「ミュオグラフィ」で解ける 歴史学を変える科学的アプローチ

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    「レントゲンの仕組みよりも、骨がどう映っているかの方に興味があるだろう」としてしまうと身も蓋もない気もするが、そのレントゲンと同様にの仕組みを持つミュオグラフィについて解説された新書。
    最新刊として『ミュオグラフィ ―ピラミッドの謎を解く21世紀の鍵』が出ていて「カフラー王のピラミッドの重さを計る」とあってこちらも興味がわく。

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    2017年11月04日