田中宏幸のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
なるほど!と思う。
それと同時に、同じことができる部活というのは(特に文化部では)限られるなと感じた。
田中先生の述べられる弱弱指導は、基礎力があることと、毎年決まった数の入部者があることが大前提のように思えるからだ。
もちろん、部の運営としては、理想的。
生徒たちが自ら動き・考え・実現していくというのは、誰かから教えられることよりも意味があるし、後々にまで残っていくことだからだ。
しかし、皆さんご存知のように、田中先生が退職された後、世界を COVID-19 が席巻した。
そのとき、京都橘はどうなったのか?
伝統は途絶えたのか?途絶えなかったのか?
この本を読んで、2020年から現在に至 -
Posted by ブクログ
京都橘高校のマーチング部をどのように成長させたかについて書かれている.
「弱弱指導法」を用いて、先輩が後輩を育て、またその後輩が後輩を教えて行くことで自主性に富んだ活動ができた.
ただし、これは基盤となる力があることが前提であり、それをどのようにつけていくかは自分で考えなければならない.
「女子集団をリードする上で大切なのは、【公平さ】だ」
「自分でルールを作って自分を律する【自律性】があってこそ、いつの日か自立した大人になれる.」
弱弱指導法のステップ
①教師のアドバイスが浸透する.(関係性の構築)
②課題に対して、「先生ならこういうのでは?」と
イメージする.(型を明確に示