作品一覧

  • サピエンス減少 縮減する未来の課題を探る

    サピエンス減少 縮減する未来の課題を探る

    ビジネス・実用

    3.9
    1巻968円 (税込)
    有史以来,増加しつづけてきた人類はいま,人類史的な転換点を迎えている.パンデミックや世界戦争による一時的な減少や停滞はあったにせよ,人口増を前提にした政治と経済,文化,社会システムは再構築を迫られている.もはや不可避の未来である世界の人口減少の”最突端”に位置する日本から,サピエンスの未来を考察する.

    試し読み

    フォロー

ユーザーレビュー

  • サピエンス減少 縮減する未来の課題を探る

    Posted by ブクログ

    世界と日本の人口動態を、きちんとした人口学的考察から描いている。
    キモはやはり第4章の問いである「人口減少して何が悪いのか?」ではないか。

    昨今の排外主義的な主張を踏まえると、「海外から人口を受け入れて、日本文化を壊してまで人口を維持する意味はなんなのか?」という意見も多々ある中で、この節は一定程度その意見に答えている。

    とはいえ、上記意見に寄って「文化を壊すくらいなら明るい破滅を選ぶ」というのもまた一案かも?本書はあくまでマクロな人口学的考察にとどまっていることを踏まえて内容を受け止める必要がありそう。

    0
    2025年11月23日
  • サピエンス減少 縮減する未来の課題を探る

    Posted by ブクログ

    ”高所得国は自然減が進むことから、高所得国の人口の趨勢は国際人口移動で決まる。日本を含め、すべての高所得国にとって移民国家への移行は避けられないと思われる。”

    0
    2026年10月10日
  • サピエンス減少 縮減する未来の課題を探る

    Posted by ブクログ

    面白い着眼点だと思った。
    少子高齢化、人口減少を避けるべき災厄としてではなく、ホモサピエンスの文明の推移において不可避的に訪れる概ね確定した未来予測であると捉えて、それに対応するように社会を作り替えていくべきと説く。
    多産多死社会から医療の発展と女性の選択権向上によって少産少子社会に移行し、さらには出生数が減って人口減少に至る。
    人口が減少していく社会では、労働力リソースの業態間転換(ケア産業に移行。これまでの人の役割を多くはAIとフィジカルAIが担う)、不均衡の是正としての個々の事情に合わせた再分配が重要になる。
    そして、「働かざる者食うべからず」の社会が終わることも予見される。

    目から鱗で、良書だったが、テクノロジーの発展を舐めてかかっているな、と感じたの星4つ。

    0
    2026年03月19日
  • サピエンス減少 縮減する未来の課題を探る

    Posted by ブクログ

    230813036

    人口転換期を迎えて、出生、死亡、移動がどのように変化していくのか興味深い内容だった。アフリカから始まったホモサピエンスの旅は最終的にアフリカに戻るのだろうか。

    0
    2023年08月13日
  • サピエンス減少 縮減する未来の課題を探る

    Posted by ブクログ

    前半はデータから淡々と事実が並べられている感じがあったが、提案されている人口転換の統合モデルは興味深かった。従前は人口変動を様々な社会的・規範的要因で説明しようとしていたために、結局のところ原因を掴みきれていなかったのに対し、主要な要因を人口学的要因と社会的生産に絞り、循環型のモデルにして人口変動をそのまま説明しようという考え方は、物理っぽいうまい捨象の感覚があり、モデル屋さんとして納得感があった。また、後半は社会制度などに対してきちんと著者の主張があって面白かった。

    0
    2023年07月27日

新規会員限定 70%OFFクーポン 今すぐGET