大田比路の作品一覧
「大田比路」の「政治的に無価値なキミたちへ」「2030年の世界を生き抜くための テック資本主義超入門」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「大田比路」の「政治的に無価値なキミたちへ」「2030年の世界を生き抜くための テック資本主義超入門」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
ビジネス・実用
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Posted by ブクログ
タイトルや書き方はかなり挑発的です。
ただ、読後の印象としては、「絶望させること」が著者の目的の本ではないと感じました。
むしろ、政治や社会の仕組みに対して、
・無自覚
・無批判
・当たり前
・仕方がない
こうした感覚を、一度立ち止まって考え直すために、あえて強い言葉を使っているのだろうと、著者の意図を読み取りました。
特に印象に残ったのは、
『日本人にとっての現実主義とは「上から与えられた現実に屈服する」というだけのことだ。』
という部分。
本来の現実主義とは、現実を見た上で「その中でどう動くか」を考えることのはずです。
しかし、いつの間にか「逆らわず諦めること」が現実主義として扱われていないか。そんな問いを感じました。
単なる政治批判ではなく、「自分の人生や価値観を、自分で選ぶとはどういうことか」を考えるための本だと思います。
学生に向けて書かれているようですが、大人が読んでも非常にわかりやすく、端的にまとめられています。
自分の生き方や価値観を決めていく時に、多くの比較材料を与えてくれる一冊でした。
Posted by ブクログ
ヘルジャパンの現状、改めて他国と比較されると辛いものがある。
偏った見方や乱暴に感じる言葉も見られるかもしれないけど、警鐘として読んだのでそこまで気にならなかった。むしろ、”偏っている”と感じた自分はどこまで中立なのか、自分の政治的イデオロギーもわからず偏っていると感じるのもかなり滑稽な話だし、丁寧な言葉遣いや耳寄りの良い話に騙されて傀儡となるよりは、多少乱暴な聞きたくない事実を聞いて立ち止まれる市民でいたい。
内容とは裏腹に、本の形式は図式やピクトグラム、写真が多く、SNSブログを読んでいるような文体で誰でも読みやすく仕上がっている。
死刑廃止はなくなったほうがいいなとなんとなく考えていたけど、戦後の免罪事件を見て確実に死刑廃止派に見方が変わった。
メンツを守ることに必死な警察検察裁判官、政府のプロパガンダでしかないメディアを見ると、公平性は保証されず、知る権利も持たない私たちに人権なんてないに等しいと絶望を感じる。
安倍元首相暗殺事件の山上徹也氏の裁判がなかなか始まらないのも、政府の思惑があるんだろうな。
秩序を守る公的機関が隠蔽忖度放置を繰り返してきたことと、私的制裁による事件が起こりはじめたことは因果関係があるようにしか思えない。
政治の話をすることがタブー視されている状況は、この国を支配するの政治家にとってかなり都合がいい。
私たちが絶望して票を捨てる、政治の話を冷笑するたびに、どんどん住みにくいヘルジャパンが完成していく。
社会主義が怖いものとして植え付けられて、見せかけの民主資本主義を支持してきた日本はこのまま古き良き地獄を継承していくのか、何か大きな理念が生まれて革命を起こすことができるのか、海外逃亡や終身旅行ができるほどのお金も持たない私はこの国を見守るしかできない。
私たちが政治的存在になるために必要な、教育と余暇を保証すると訴えている政党はどこだろう?この本を読んだ人にはよく見極めて見つけてほしい。
この本を勧めるだけでも、この国の諸問題を自覚させて、国家に逆らう恐怖よりも逆らわないで生きる恐怖が勝つという人を集める一歩になると思う。
Posted by ブクログ
ちょっと極端な意見に思えるけれど、これくらい書かないと自分も含めて若者は日本の政治に危機感を覚えないかもしれない。
「FGM」については私も昔から他人事ではなく世界全体で考えていくべきだと思っていた。当事者の女の子は考えられるほど大人ではないし、誰しもナイフや石で切られて、止血も砂をかけるだけというのは痛いし危険だと想像できるだろう。外の人間が介入する必要があると思う。女性器がナイフで切られている地域は多いのに男性の方を切るという文化がないというのが、また別の話にはなってくるけれど不思議。
日本の国公立大学の学費が世界と比べて高いことについて、たしかに貧しい人は大学に行くことができない国ではあるけど、それが当たり前だとおもっていたところもある。それが良くないことだと多くの人が思えるようになるには時間がかかりそう。
他の国に比べて税金を奨学金にほとんど使っていないというのも納得できる。4年間大学に行かなくても働くところはあるし、大学で学ぶことは社会に絶対必要なことだと考えている政治家も少ないのだろう。
このまま他の国に研究や開発で遅れをとり日本人が外国人の下で働くことになる未来が見える。
過労自殺が多いという問題はもう日本では諦めた方がいいかもしれないと思った。ニュースでは働き方改革などと言われているけど、実際何も変わらない。社会に出てみたら、みんな過労が素晴らしいという顔をしている気がする。
一部の中小企業や教員はサービス残業は当たり前だし、休日出勤をしても振替休日なんか取れるわけがないし、年休も適当に紙の年休簿に書いて休暇をとったことにしている。労基に入られたらアウトだというけど、小さいところにわざわざ労基は来ない、、そして会社を破壊するために通報できる勇気を持った労働者もいないのでは、、
正直この本を読んで、普段選挙に行かない人が選挙にいくようになるとは思わないけれど、いろいろ日本も終わってんなくらいには思ってくれるかもしれない内容だった。
若者が多く選挙に行くようになると、この傾いた日本がどう変わっていくか、少しでも変わるのかを書いてほしいと思った。