河田勝彦の作品一覧
「河田勝彦」の「伝統こそ新しい オーボンヴュータンのパティシエ魂」「一流パティシエのケーキと焼き菓子」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「河田勝彦」の「伝統こそ新しい オーボンヴュータンのパティシエ魂」「一流パティシエのケーキと焼き菓子」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
世田谷区尾山台のオーボンヴュータンのオーナーパティシエ河田さんのフランス修行から始まる話。
フランスでの初めの三年間は、よけいなまわり道ばかり、一カ所の店に長く勤めることができない。一週間あれば自分の持ち場の作業は出来るように。だって毎日同じことの繰り返しだから。一カ月も居ると店全体の流れが掴めちゃうから、もう飽きしまって、それ以上その店での仕事が続けられなかった。
「勝手に僕がフランスという国に来ているのに、日本人である自分の意見をフランスで通すなんて不可能。フランスで学びたいことがある以上、僕が変わらなければ仕方がない」「本から得るものは大きいよ」と、店の若い子たちにも言ってる。そして、本
Posted by ブクログ
著者で、パティスリー「オーボンヴュータン」店主の河田氏は1944年生まれ。菓子職人をめざし、渡仏して修行し、帰国してお店をひらき、っていうエピソードが書かれているのだけれど、いやいや今とは時代が全然違うー。フランス菓子なんて日本人はほとんど見たこともなかったわけだし、フランスでの修行だって、お金がなくて和食屋で働いたり、パリ五月革命に遭遇したり、ブドウ狩りのアルバイトで奴隷のように働かされたり、すごい苦労があったようでびっくり。でも、そんな苦労はさらっと書かれていて、それよりもっと、何度もくり返し書かれている菓子職人としての心がまえや情熱、働くということついて、仕事のしかた、などなどになんだか