作品一覧

  • ラヴクラフト・カントリー

    小説・文芸

    5.0
    1巻1,760円 (税込)
    朝鮮戦争から帰還した黒人兵士アティカス・ターナーは、SFやホラーを愛読する変わり者だ。折り合いの悪い父親から、母の祖先について新発見があったという連絡を受けて実家に戻ったところ、父は謎の白人と共に出て行ったと知らされる。アティカスは出版社を営む伯父と霊媒師と賭博師の間に生まれた幼馴染を伴い、父の行方を追って外界から隔絶された町アーダムを目指す。そこで待ち受けていたのは、魔術師タイタス・ブレイスホワイトが創設した秘密結社だった。アメリカ合衆国誕生から朝鮮戦争直後に至るまでの二百年に亘るアメリカの闇の歴史と魔術的闘争を描いた、TVドラマ『ラヴクラフト・カントリー 恐怖の旅路』原作。/【目次】ラヴクラフト・カントリー/魔が棲む家の夢/アブドラの本/宇宙を攪乱するヒッポリタ/ハイド・パークのジキル氏/ナロウの家/ホレスと悪魔人形/カインの刻印/エピローグ/解説=古山裕樹
  • 魂に秩序を(新潮文庫)

    小説・文芸

    3.9
    1巻1,705円 (税込)
    わずか2年前、アンドルーは多重人格者の魂の代表として26歳にして“誕生”し、魂たちの共存のため奮闘していた。ある日、殺人犯を事故死へ追い込んだことで、自分が継父を殺害したのではないかという疑念に囚われる。真相解明のため、同じ障害をもつ女性ペニーと故郷へ向かうが、自身の隠された秘密だけでなく闇の魂からの脅威にも晒され……。あらゆるジャンルを包み込む物語の万華鏡!(解説・霜月蒼)

ユーザーレビュー

  • ラヴクラフト・カントリー

    Posted by ブクログ

    舞台は1954年のアメリカ。朝鮮戦争から帰ってきた黒人兵アティカス・ターナーは姿を消した父を追って伯父ジョージと幼馴染レティーシャと共に謎めいた都市アーダムに向かう。父は白人の若者と行動を共にしていたらしい。黒人差別がまだ激しかった時代に危ない目に遭いながら漸く辿り着いたアーダムで彼らは魔術師ブレイスホワイトが創設した秘密結社のディナーに招待される。アティカスはそこで自分が秘密結社にとって特別な存在であることを知る。

    話は各章ごとに魔術をもって支配しようとするブレイスホワイトたちの争いに関わる主役が変わる。アティカスだけでなく父のモントローズ、伯父のジョージ、その妻ヒッポリタ、息子のホレス、

    0
    2026年07月19日
  • 魂に秩序を(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

     このミステリがすごい!で知り、手に取りました。
     主人公は多重人格者で、予想通り、辛い過去を持っているのですが、とある理由から、それを感じさせない程、明るく落ち着いていて、読んでいて好感が持てました。むしろ、その他の非多重人格者の方が、少し性格に問題がある…と感じられる方が多かったです。

     どう面白かったのか、説明するのは難しいですが、分厚いのに、読むのは全く苦痛ではなく、次々と繰り広げられる展開に、ページを捲る手が止められなかったです。本を読み終わりたくなかったです。

     ゆっくり時間の確保が出来る、年末年始におすすめします。
     

    0
    2024年12月15日
  • 魂に秩序を(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    分厚いが、文字は大きめ。
    分厚さは必要なのか。と思ってしまったが、最後まで読むと必要だと思った。
    歩み出す一歩がキラキラしてました。
    みんな幸せになって、と願いましたね。

    0
    2024年10月10日
  • 魂に秩序を(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    鬼★5 多重人格×多重人格の人格群像劇!複数の自分自身と戦う若者たちの成長ストーリー #魂に秩序を

    ■きっと読みたくなるレビュー
    鬼★5 今年の翻訳ミステリートップレベル。

    怪物のような作品です、はー、面白かった~。新潮文庫史上、最もぶ厚い本とのことで、1,000ページ以上あります。でも面白過ぎてあっという間にページが進んじゃうのでご安心を。

    前半は多重人格障害者の背景や様々な日常が描かれ、後半は自らの過去を探し出す展開になっていく。ミステリーはもちろん、青春、恋愛、サスペンス、冒険小説など、様々な要素を含んだエンタメ小説です。兎にも角にも「強烈」な作品ですので、是非お時間をとって読んで

    0
    2024年08月16日
  • 魂に秩序を(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    長い、厚い、重い。
    が、気づくとページがどんどん進んでいる、不思議な体験。

    多重人格、知らなかった世界の片鱗を覗いたような感じで、興味深かった。
    時間を失う、とても怖い事だと思う。
    その間に何をしていたのか分からず、もしかしたらそれは自分の精神を追い込む事かもしれない。
    もしその片鱗に身を置かれたら、私はどうするだろう?

    登場人物は少なめ、登場人格は多め。だけど、それぞれが個性的で、これ誰だっけ?が無く、テンポ良く読めた。

    『あらゆるジャンルを包み込む物語の万華鏡』
    確かに、このおよそ1,000ページに色んな物が包み込まれていた気がする。

    0
    2026年03月09日

新規会員限定 70%OFFクーポン 今すぐGET