作品一覧

  • アイドル・オーディション研究 オーディションを知れば日本社会がわかる

    アイドル・オーディション研究

    ビジネス・実用

    3.5
    1巻3,080円 (税込)
    K-POPの世界的な人気獲得に刺激を受けて、グローバルな展開を志向する日本のアイドルも増えている。アイドルが文化として日常に根づき、「推し活」が活況を呈するいまを読み解くために、オーディション番組の変遷をたどり、日本独自のアイドルシーンの本質に迫るのが本書である。 まず、『スター誕生!』から『夕やけニャンニャン』『ASAYAN』までの代表的なオーディション番組をたどり、K-POPのサバイバル・オーディションとファン実践を取り上げて、オーディションの歴史の基礎知識をレクチャーする。 そのうえで、『イカ天』や旧ジャニーズのオーディション番組、アメリカ・イギリス・中国のオーディションのケーススタディーを通じて、各時代・各地域を彩ってきたアイドルとオーディションの関係性を整理し、理解を深めていく。 アイドル・オーディションに潜む選別の暴力性、ジェンダーをめぐる不均衡、ファンによる消費の実態を明らかにしてアイドル文化のありように迫り、「集団から個へ」という日本社会の変化も浮き彫りにする初の「オーディション・スタディーズ」。
  • 趣味とジェンダー 〈手づくり〉と〈自作〉の近代

    趣味とジェンダー

    ビジネス・実用

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    1巻3,300円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ハンドメイドは女性、プラモデルは男性――ものづくりの趣味は男性らしさ・女性らしさと強固に結び付き、趣味としてただ楽しんでいるつもりでも性別役割分業と密接な関係を築いてきた。 「ジュニアそれいゆ」(1954―60年)と「子供の科学」(1924年―)という2つの雑誌を読み込み、手芸・人形・インテリアなどの女性と結び付けられる〈手づくり〉と、工作・模型・ミリタリーなどの男性に割り当てられる〈自作〉をキーワードに、手づくり趣味の近・現代史を描き出す。 コミケやデザインフェスタの盛況、郊外に点在するホームセンター、「Instagram」にあふれるハンドメイド――現代の「あえて自分で作って楽しむ趣味」の源流をたどり、男性・女性に分かれ、双方が排他性をもってしまう手づくり趣味をめぐる文化の内実に迫る。
  • つながりの「曲がり角」 データで読むモバイル・コミュニケーションの変遷

    つながりの「曲がり角」 データで読むモバイル・コミュニケーションの変遷

    ビジネス・実用

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    1巻2,699円 (税込)
    ネットに常時接続される自己と社会、そして新たな不均衡と格差 モバイルメディアが浸透して30年。このインフラとともに私たちの「つながり」はどう変化したか? 友人や家族・パートナー形成から、ジェンダーや趣味・仕事との関わりと格差まで。現代人が直面する「曲がり角」を20年間の全国調査データから展望する。 執筆者陣(モバイル・コミュニケーション研究会)が2001年、2011年、2021年の3回に渡って実施した全国調査データから紐解くモバイル社会の変遷。 【目次】 はじめに 土橋臣吾 序 章 モバイルなつながりの浸透あるいは拡散 土橋臣吾 【第Ⅰ部 常時接続の中での自己とつながり】 第1章 自己/他者とモバイルメディア 浅野智彦 第2章 社会関係資本とモバイルメディア 辻 泉 第3章 親密な関係とモバイルメディア 羽渕一代・松田美佐・土橋臣吾 【第Ⅱ部 モバイル・コミュニケーションの浸透と新たな不均衡・格差】 第4章 つながりの格差とモバイル・コミュニケーション 土橋臣吾・辻大介 第5章 ジェンダー構造の再生産とモバイル・コミュニケーション 松田美佐 おわりに モバイルなつながりの「再点検」 松田美佐・辻 泉 【著者】 松田 美佐 中央大学文学部教授 土橋 臣吾 法政大学社会学部教授 辻 泉 中央大学文学部教授

ユーザーレビュー

  • アイドル・オーディション研究 オーディションを知れば日本社会がわかる

    Posted by ブクログ

    スター誕生!からハロプロ(ASAYAN)、おニャン子クラブ、そして最近のBritain's Got Talentや中国超級女声(Super Girl)などの素人オーディションからドキュメンタリーとしてのオーディションに移りつつある系譜をひたすら辿った文化分析。森昌子以降の客観的なプロダクション選抜過程を見せた(ふりをした)スター誕生!から、おニャン子クラブ、ASAYAN、NiZIUが語られる。出来レースで「推し」を楽しむおニャン子クラブは、アイドルをカスタマイズ可能な思い入れできる部品として扱ったアイドルグループであった。ASAYAN(浅草ヤング洋品店)は選抜プロセスに客観性はなくとも経過が楽しく、ドキュメンタリーとして楽しむオーディションであった。観客参加型オーディションを志向したNiZIUは現在のオーディションの主流となっているように見える。
    一方でアイドルではなくバンドを選ぶ「イカすバンド天国(イカ天)」はBEGINやたまを生んだが、なんと1989-1990しか続かなかったというのは意外であった。1990年は、ザ・ベストテンや夜のヒットスタジオといったメディア主導の音楽プロモーション番組が終わった年であり、テレビ番組が、メディア間の軋轢により魅力を失い音楽プロモーションの主要ツールとしての役割を終えた時期と重なる。
    推し活はコロナ以降日本のエンターテイメント消費形態として広く認知されてきたが、その端緒は1971年のスター誕生!に遡るというのも興味深い観察であった。

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    2026年06月07日
  • アイドル・オーディション研究 オーディションを知れば日本社会がわかる

    Posted by ブクログ

    視聴者投票型の鯖番オタクなので(そして最近日プシーズン4を見たで)読んでみた。スター誕生からASAYANなど日本のオーディション番組の歴史から、韓国、中国、アメリカやイギリスなど各国のオーディション番組事情が載っていた。論じるというよりは紹介って感じかな?特に視聴者投票型サバイバル番組の危険性(視聴者が審査員になるため誹謗中傷が増えてしまうことや、脱落者でも名前が知られてしまっているためデジタルタトゥーになり得ること、一部を切り取った悪編による誤解・批判)は私も感じていたので興味深かった。No No Girlsのように少しずつでも改善されていくといいなと思った。視聴者投票型鯖番を論じた本がいつか出て欲しい。

    0
    2026年07月27日

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