作品一覧

  • 本屋、地元に生きる
    3.7
    1巻1,650円 (税込)
    いずれ本屋は町から消えてしまうのか? 訪れるお客様を待つだけの商売はジリ貧のご時世。全国区の名物書店の外商員が手掛けたのは「本とのタッチポイントを町中に多数作ること」だった――。 「店舗勤務ではなく外商部所属になっている私は、およそ書店員らしからぬことを日々行うようになりました。イベントに関していえば、さわや書店が開催するイベントを仕切るだけでなく、盛岡市内の公共機関や企業が主催するイベントのコーディネートまでを引き受けるようになりました。新聞に書評を書いたり、ラジオに出演したりもしています。醤油の商品開発に携わったこともあります。その醤油は、さわや書店の店頭で販売しました。(略)もっとやれることがあるのではないか? 簡単に妥協はしていないか? そう考えてみたなら、これでもういいと納得できるポイントなどはなくなります。まだまだやれることはある。やらなければならない。そう考えながら私は、日々、あちらこちらを駆けずり回っています。書店員の姿らしくないと思われるかもしれませんが、私自身はこれがこれからの書店員の姿ではないのかという気がしています」(「はじめに」より)

ユーザーレビュー

  • 本屋、地元に生きる

    Posted by ブクログ

    ネットでいつでもどこでも本が買える時代に、リアル書店として、どう地元で生き続けるか。
    いろいろ試行錯誤して、本屋という枠組みを超えての取り組みに、驚きと感銘を受けました。
    仕事で何か連携できないか考えた時、本屋という相談先が増えました!

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    2023年06月03日
  • 本屋、地元に生きる

    Posted by ブクログ

    書店員だけでなく、地方で働く社会人は一度でぶつかるであろう問題。

    大型のチェーン店ができたらどうする?
    エンドユーザーがネット主流の買い物になっている今、どのように独自性を出していく?
    明確な答えは今もまだないのかもしれませんが、この本からはそのヒントも得られるのかなと感じます。
    結局のところ人のつながり。職業や仕事の固定観念にとらわれず、人と人を繋いでいくところに集まっていくのかなと感じています。

    ビジネス本では無いのかもしれませんが、ビジネスとしても何かヒントが得られた一冊。

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    2025年10月10日
  • 本屋、地元に生きる

    Posted by ブクログ

    岩手県盛岡市のさわや書店の外商部さんの著書。AIではなく人が人としてつながりを横に広げていくことが店を延命させる道でもあると感じた。

    さわや書店さんのブックカバーが大好きなので盛岡に行くたびに本店やフェザン店で本を買っている。これからはさらに店舗の隅々まで観察して、どのような意図があるのか想像してみたい。

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    2025年08月02日
  • 本屋、地元に生きる

    Posted by ブクログ

    地元の本屋さんの話で、懐かしい景色の表紙絵に惹かれて読みました。
    本屋さんの仕事ってこんなにも多岐にわたるのかと感動し、この方のcreativeな仕事の姿勢に同じ会社員として尊敬します。
    実家に帰った際には必ず立ち寄ります!

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    2023年11月02日
  • 本屋、地元に生きる

    Posted by ブクログ

    さわや書店の「文庫X」は地元の大型書店で購入した。
    初代名物店長・伊藤清彦さんはSNSで知っている。
    田口幹人さんの著書も読んだ。
    さわや書店に行ったことはないけれど
    情報はたくさん入ってくる。
    さわや書店に足を運んでみたいな。
    書棚を隅から隅まで眺めて歩きたい。

    ネットでは簡単に本が購入できるけれど
    その書店の色が伝わってこない。
    やはり、本の匂いを嗅ぎ、光る一冊を手にしたい。

    もう一度書いておけば本当になるかも。
    さわや書店に行ってみたい。

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    2023年10月11日

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