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いずれ本屋は町から消えてしまうのか? 訪れるお客様を待つだけの商売はジリ貧のご時世。全国区の名物書店の外商員が手掛けたのは「本とのタッチポイントを町中に多数作ること」だった――。
「店舗勤務ではなく外商部所属になっている私は、およそ書店員らしからぬことを日々行うようになりました。イベントに関していえば、さわや書店が開催するイベントを仕切るだけでなく、盛岡市内の公共機関や企業が主催するイベントのコーディネートまでを引き受けるようになりました。新聞に書評を書いたり、ラジオに出演したりもしています。醤油の商品開発に携わったこともあります。その醤油は、さわや書店の店頭で販売しました。(略)もっとやれることがあるのではないか? 簡単に妥協はしていないか? そう考えてみたなら、これでもういいと納得できるポイントなどはなくなります。まだまだやれることはある。やらなければならない。そう考えながら私は、日々、あちらこちらを駆けずり回っています。書店員の姿らしくないと思われるかもしれませんが、私自身はこれがこれからの書店員の姿ではないのかという気がしています」(「はじめに」より)
Posted by ブクログ 2023年10月11日
さわや書店の「文庫X」は地元の大型書店で購入した。
初代名物店長・伊藤清彦さんはSNSで知っている。
田口幹人さんの著書も読んだ。
さわや書店に行ったことはないけれど
情報はたくさん入ってくる。
さわや書店に足を運んでみたいな。
書棚を隅から隅まで眺めて歩きたい。
ネットでは簡単に本が購入できるけ...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年09月24日
1人の書店員が本の仕事に関して真剣に向き合って、行動を起こし続けている。その様子が理解できる本だった。人との繋がりを大切にして、書店の可能性を広げていっている。
書店が好きなので、書店の今の現状を知りたくてこの本を購入しました。どんな仕事も真剣に向き合って、チャンスが見逃さないで試してみる。この思...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年03月10日
盛岡市の書店員による奮闘記。出版・書店業界、とりわけ「町の書店」といわれる小規模店の現状は厳しいものがあるが、書店が持つ公共性を武器に地域とあらゆる面で接点を持っておけば希望はあるのかもしれないと思わせてくれる。ここに書かれてある事例が地方都市の店舗への処方箋になるとは言い切れないが、同じ境遇や問題...続きを読む
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