作品一覧

  • 人はなぜ物を欲しがるのか 私たちを支配する「所有」という概念
    4.7
    1巻3,630円 (税込)
    人はなぜ要らない物でも欲しがり、なかなか満足できないのか?  「自分のものにしたい」という欲望は、人の感情や社会にどんな影響を与えてきたのか?  社会格差や不平等は、どのようにして生まれたのか?  心理学、経済行動学、社会学、生物学など様々な知見を駆使し人と社会を突き動かす「所有」の正体に迫る。 ◆本書に対する推薦の言葉◆ 自分の直感が果たして正しいのか、ページを繰るたびに試される。 ――デイヴィッド・イーグルマン(スタンフォード大学神経科学者、『あなたの知らない脳』著者) 面白く、知的で、人生の中心となるテーマを論じている。 ――ポール・ブルーム(イェール大学心理学教授、『反共感論』著者) 流麗な文体、見事な論理。ぜひとも所有すべき一冊。 ――ダニエル・ギルバート(ハーバード大学心理学教授、『明日の幸せを科学する』著者)

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  • LIFE UNIVERSITY(ライフ・ユニバーシティ) もし大学教授がよい人生を教えたら
    完結
    4.5
    全1巻1,980円 (税込)
    単位にならないのに学生が 殺到する伝説の講義、 世界初の書籍化! イギリス名門校ブリストル大学の 500人教室・異例の超満員授業 「The Science of Happiness」。 授業終了後に受講生の幸福度が 実際に高まる、 発達心理学の見地で導く 新しい幸福論。 競争も協調も求められる現代。 「自己重要感が足を引っ張っている感覚はある。 けれど、協調もどこか苦しい」 そんな学生たちに発達心理学教授が渡す 人生に最上級に響く教え。 (本書の内容) 序章 人生の難題 ――「競争に勝ちながら、仲間の和を大切にせよ」 Lesson1 自己重要感 ――「自分」はどうつくられる? Lesson2 交流 ――人間にとって最も大事な感覚とは? Lesson3 比較 ――比べると知覚が歪む Lesson4 傾向 ――楽観・悲観・思い込み Lesson5 注意 ――想像の世界を漂わないために Lesson6 他者存在 ――「自分は人に好かれない」と皆が思うが、大体誤解 Lesson7 自分中心から抜け出す ――自分を広げる

ユーザーレビュー

  • 人はなぜ物を欲しがるのか 私たちを支配する「所有」という概念

    Posted by ブクログ

    「フェイスブックやインスタグラムといった現代のソーシャルメディアが絶大な人気と影響力を集めたことで、私たちの承認への依存はさらに深まった。自分の成功を他人の成功と比べる社会的比較を行うと、自己不全感が刺激されやすい。作家ゴア・ヴィダルの警句を引けば、「友人が成功するたびに私は少し死ぬ」のである。他人は自分よりうまくやり、自分よりずっと充実した人生を送っているように見え、私たちはそのことを絶えず思い知らされる」

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    2025年11月08日
  • LIFE UNIVERSITY(ライフ・ユニバーシティ) もし大学教授がよい人生を教えたら

    Posted by ブクログ


    レッスン1 自己重要感

    「重要なのは何が起こったかではなく、それにどう反応するかだ」哲学者エピクテトス(古代ギリシア)

    「私はあなたにこうだと思われていると思っている人間なのだ」社会学者クーリー
     想像に合わせて常に自分を絶えず変えていくことになる

     自己は他者というゴーストライターによって描かれている

     自己感覚は 意識的な経験を記録して「記憶」として保持したり、思考を整理したり人と交流したりするのに役立つ

     自己は「錯覚」
      自己は固定されたものではなく、私たちは自分の考えや行動などを絶えず意識的に自己評価し、これまでの人生で経験してきたことを蓄積することによって、常に自己

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    2025年09月14日
  • 人はなぜ物を欲しがるのか 私たちを支配する「所有」という概念

    Posted by ブクログ

    所有について、文化的背景なども参考に幅広い知識で書かれていて納得した。消費文化に疲れてるから、物を少なくしていきたいなぁ。

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    2025年08月24日
  • 人はなぜ物を欲しがるのか 私たちを支配する「所有」という概念

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    モノの所有に関する人間的心理について、さまざまな角度で研究結果を踏まえて説明されている。全てを通してみると、人を物の所有に駆り立てる原因は全て関連しあっているということがわかる。
    所有欲は他者よりも優位に立ちたいという顕示欲や競争欲が発端。これを基盤に社会が発展したことにより、所有の数で豊かさを図ったり、所有するものによって人を判断したりする社会が広がった。
    人は他者との比較でしか自己を認知できない。モノによる比較がある社会では、他者との比較は所有欲を駆り立てる。

    そして人間は、自身の所有物に対して自己のアイデンティティとして情緒的愛着を持つ。所有物も含めての自己であるという認識を持ち、モノ

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    2024年06月05日
  • 人はなぜ物を欲しがるのか 私たちを支配する「所有」という概念

    Posted by ブクログ

    人はなぜ物を欲しがるのか:私たちを支配する「所有」という概念。ブルース・フッド先生の著書。所有欲や支配欲から解放されれば人生をきっと楽になる。多くの人が所有欲や支配欲から解放されれば社会はずっとよくなる。人間同士のいざこややいがみ合いも人間関係トラブルも所有欲や支配欲からくるものが多い。国同士のいざこややいがみ合いもトラブルも所有欲や支配欲からくるものが多い。所有欲や支配欲をなくすための薬や脳外科手術が完成すれば多くの人が幸せになれるのかもと妄想してしまう。

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    2023年08月18日

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