作品一覧

  • ぐるぐる、和菓子
    4.1
    1巻836円 (税込)
    ランチの煮魚を食べながら、その作り方を科学的に検証してしまうほどの理系大学生・涼太。変わり者の彼が出会ったのは、あまりに美しい和菓子だった。そのおいしさにも魅せられた涼太は、大学院に進まず和菓子職人になることを決意して製菓専門学校へ。個性豊かな仲間とともに和菓子作りにのめり込むが、餡子ひとつとっても一筋縄ではいかず――和菓子の魅力あふれる、温かくて心においしい物語。【解説/坂木司】
  • 本のない、絵本屋クッタラ おいしいスープ、置いてます。
    値引きあり
    3.9
    1巻396円 (税込)
    札幌にある『本のない、絵本屋クッタラ』はインクブルーの三角屋根が目印の、店主・広田奏と共同経営の八木が切り盛りする本屋兼カフェ。メニューは季節のスープセットとコーヒーのみだが、育児に悩んだり、自分の今の立ち位置に迷った客が今日もやってくる。名の通り店に本はないが、奏は静かに耳を傾けると、後日悩みに寄り添う絵本をそっと差し出す。それは時に温かく、時に一読しただけではわからない秘密をもっていて……。

ユーザーレビュー

  • 本のない、絵本屋クッタラ おいしいスープ、置いてます。

    Posted by ブクログ

    小説を読んでいる最中から、この話に出てくる絵本を読みたくてしょうがなくなる。
    そして、こんなお店があったら、是非とも行きたいな!
    美味しいスープをゆっくりと味わい、その人にあった悩みに沿った絵本。処方箋を出してもらう感じの。


    心に残った内容
    ⚫︎生まれ持った個性、それは自分だけのかけがえのないもの。他の誰も真似できないオリジナルだ。
    それを他人と比較して憂うのか、それとも面白がるのか。それは自分次第なのだ。

    ⚫︎しっかり噛んで何度も戻す。
    そういう積み重ねが大切なんじゃないの?

    0
    2025年09月16日
  • 本のない、絵本屋クッタラ おいしいスープ、置いてます。

    Posted by ブクログ


    店主の広田奏と共同経営の八木が営むのは本屋兼カフェ。
    メニューは季節のスープとコーヒー。作家さんは現役カフェ店主だけあって料理の場面がリアルでとても美味しそう。
    本屋だけどお店に本は置いてなく、お客が望む内容にあわせて店主が絵本を探す。
    出てくる絵本は実際にある絵本で、どれも読んでみたい。
    ふんわりやわらかく優しい気持ちになるお話。

    でも八木の正体に『やられたぁー』、『クッタラ』ってそういう意味だったのかぁー。
    先入観って怖い。。

    0
    2025年01月06日
  • 本のない、絵本屋クッタラ おいしいスープ、置いてます。

    Posted by ブクログ

    こんな看板が出ていたらきっと、私も入ります。
    絵本は今でも時々読みます。
    いちばん最初に読んだ記憶があるのは、(自分でめくって)「青い鳥」

    こちらのカフェで、自分のための絵本を選んでもらいたい‥‥
    そんな素敵な本でした。

    0
    2024年09月21日
  • 本のない、絵本屋クッタラ おいしいスープ、置いてます。

    Posted by ブクログ

    優しいお話だった。
    誰かに何かをしてあげるって
    簡単そうで,、そんなに簡単じゃない。
    それをスープと絵本にしてあげ続ける奏さんは、素敵な人だと思う。
    最後には奏さんのお話もわかって、もっと好きになった。
    やぎくんと仲良く続けてほしいなー。
    先生の存在も、彼女さんの存在も大切なんだな。

    0
    2024年08月12日
  • 本のない、絵本屋クッタラ おいしいスープ、置いてます。

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    やっとこの作者の良いところしか詰まってない作品に出会えたと感じた
    ただ、また動物かい!しかもヤギかい!とは思ったけれど、まあまあ……。

    紹介してくれる絵本も実在するのもで、あーこの絵本知ってるーや、見てみたいなあと思いました
    絵本の紹介の仕方も素敵でした
    満足です

    0
    2024年07月20日

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