作品一覧

  • ゴロゴロヤマネコ不動産 なんだかあやしいおすすめ物件
    3.8
    1巻1,870円 (税込)
    ある日、ぼくに届いた若草色のふうとう。差出人は、「信用第一 あなたの町の ヤマネコ不動産」とかいてある。「あなたにぴったりのお店を格安でご紹介。ただし条件あり」だって。なにかへんだが気になって物件を見に行くと、あらわれたのは小柄な男。ゴロゴロのどをならしながら「ヤマネコ不動産の猫山」と名乗り、なぜか、どんぐりなんかすすめてきて……猫山さんが紹介する3つのあやしい物件が、皆に幸せをはこびます。

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  • さよなら、おばけ団地
    4.0
    1巻1,540円 (税込)
    結衣たちの住む桜が谷(さくらがや)団地はとても古い団地で、みんなに「おばけ団地」とよばれています。この団地には、ちょっと怖いうわさ話がありました。子どもたちのゆうれいだという「おくりっこ」、子どもを給水塔から突き落とす「黒マントの男」、屋上にむかってのびる「白い手」、まぼろしの「4号棟」……。でもほんとうは、おばけやゆうれいより、もっとふしぎなことがおきていたのです……。

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  • まほろ公園で、ふりむけば
    3.0
    1巻1,386円 (税込)
    町にねむる思い出と子どもたちがであったとき、 ごくふつうの公園ではじまる 5つのふしぎな物語。 キミコに植えこみの奥から声をかけてきたのは、草を編んだお面をつけた人。ふしぎなことをたのまれます。「草のお面」 マユがおじいちゃんと歩いていたら、グラウンドの真ん中に古い電話ボックスがありました。電話のベルが鳴りはじめます。「もしもし、もしもし」 ピアノのレッスンに気乗りしないナオキは、誰もいない公園でふしぎな女の子と出会います。「雪空ピアノ」 公園に集まった、たくさんの人。結婚式、それともなにかの撮影でしょうか。近づくと、おじいさんに声をかけられます。「アルバム図書館」 小さな翼をもつペガサスのメメに乗って、ショウタはどこかなつかしい場所へやってきます。「メメ」 ::::::::::::::::::::::::::::::::  今では、「まほろ公園」という名前は知っていても、その意味がわかる人は、あまりいないかもしれません。  だいたい、まほろ公園で遊んでいる子のほとんどは、〝まほろ〟の意味を〝まぼろし〟のことだとかんちがいしているようです。  なかには「まぼろし公園」とよぶ子もいます。  文字が、にているからでしょうか。  それとも、ほんとうに〝まぼろし〟を見た人がいるからなのでしょうか……(本文より) ::::::::::::::::::::::::::::::::

ユーザーレビュー

  • ゴロゴロヤマネコ不動産 なんだかあやしいおすすめ物件

    Posted by ブクログ

    ぴったりな物件でしかも家賃格安
    ただし条件あり

    あやしいなと思いながらも借りたお店で
    なにかが起こる

    0
    2025年11月25日
  • さよなら、おばけ団地

    Posted by ブクログ

    タイトルに、おばけと付いているけど怖くないおばけ。小学生が読むと怖く感じるのかな?僕が読んでいたら、僕の祖母の住宅にも給水塔があったことを思い出しました。

    ノスタルジーに浸れる物語です。大人の人にお薦めします。

    0
    2025年05月31日
  • ゴロゴロヤマネコ不動産 なんだかあやしいおすすめ物件

    Posted by ブクログ

    ちょっと怪しげな『ヤマネコ不動産』の猫山さんから紹介された物件を借りた人たちのとっておきのエピソードが三話収録。
    何日かに分けて読んだが、第一話の「ネコヌレ~ズ」から「ネコヌレ~ズっていったい何なんだろうね?」とすっかり心を掴まれた9歳息子の反応は読む度良好。
    第三話「夢のぬいぐるみ工場」の若者たちの正体には親子でびっくりしたなぁ。
    どのお話も不思議でほっこりして夢のある素敵な読み心地。
    息子が最後まで「猫山さんの正体は何なんだろう?」と気づいていないのも可笑しかった。結構わかりやすいと思うけどw

    0
    2025年03月14日
  • ゴロゴロヤマネコ不動産 なんだかあやしいおすすめ物件

    Posted by ブクログ

    この本は、不思議なお話で猫が出てくるので、不思議な話が好きだったり、猫が好きだったりする人には、おすすめです♪
    本当に、おもしろかったです

    0
    2025年02月28日
  • さよなら、おばけ団地

    Posted by ブクログ

     Z会小3年紹介の本
     以前、駅へ向かう途中に取り壊す予定の団地があって、そのそばを通るたびに感じた独特の雰囲気をこの本を読んで鮮明に思い出した。
     人が住んだ跡というか生活した面影が残っているという感じだ。多分、皆、普通に退去しただろうから、不吉な感じはなく、怖くはない。窓ガラスから覗いて見える片付いた部屋の中のキッチンや換気扇とか、ベランダに残ったパラボラアンテナがとかが、以前そこに生活があって、そこに住んでいる人たちの色々な喜怒哀楽を連想させる。いずれ壊されるであろうことは安易に想像できて、新しい建物に建て替わるのを待っている、という独特の雰囲気だった。
     この本は、そんな取り壊す予定の

    0
    2022年06月26日

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