あらすじ
ある日、ぼくに届いた若草色のふうとう。差出人は、「信用第一 あなたの町の ヤマネコ不動産」とかいてある。「あなたにぴったりのお店を格安でご紹介。ただし条件あり」だって。なにかへんだが気になって物件を見に行くと、あらわれたのは小柄な男。ゴロゴロのどをならしながら「ヤマネコ不動産の猫山」と名乗り、なぜか、どんぐりなんかすすめてきて……猫山さんが紹介する3つのあやしい物件が、皆に幸せをはこびます。
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Posted by ブクログ
ちょっと怪しげな『ヤマネコ不動産』の猫山さんから紹介された物件を借りた人たちのとっておきのエピソードが三話収録。
何日かに分けて読んだが、第一話の「ネコヌレ~ズ」から「ネコヌレ~ズっていったい何なんだろうね?」とすっかり心を掴まれた9歳息子の反応は読む度良好。
第三話「夢のぬいぐるみ工場」の若者たちの正体には親子でびっくりしたなぁ。
どのお話も不思議でほっこりして夢のある素敵な読み心地。
息子が最後まで「猫山さんの正体は何なんだろう?」と気づいていないのも可笑しかった。結構わかりやすいと思うけどw