作品一覧

  • クリティカル・ワード ポピュラー音楽

    クリティカル・ワード ポピュラー音楽

    ビジネス・実用

    4.0
    1巻2,420円 (税込)
    ジェンダー、人種、階級、ジャンル、法、アニメ、シティ、アマチュアリズム…… ポピュラー音楽研究の基礎から最前線まで、28の多面的なキーワードと現代的な事例で音楽文化を考え常識を問い直す! 近年、学術的な研究領域としての地位を確立しつつある「ポピュラー音楽」研究に関する基礎的な知識を解説しつつ、最新の動向を初学者にも分かりやすく紹介した本邦初の入門書。 本書は3部構成になっており、「第1部 基礎編」では、ポピュラー音楽研究の基底を支える概念として8つを取り上げ、それぞれのキーワードからポピュラー音楽を概観する。 「第2部 事例編」では、ポピュラー音楽研究のなかでも比較的蓄積の多いトピックを照射する。各項目はそれぞれの学術的議論を概観した上で、ポピュラー音楽研究全体、そして、他分野と横断・接続し、新しい学術領域を開拓する、発展的な学術的問いも示唆する。 「第3部 拡張編」では、近年の音楽文化を領域横断的に語る上で欠かせないキーワードを掲げて、ポピュラー音楽それ自体とそのコンテクストを扱ってきた従来の研究から一歩外に踏み出し、新鮮な空気を吸うための論考を集めた。 これまで日本語で読むことのできなかった重要トピックや論点も多数収録し、研究者や学生だけでなく、音楽を「分析したい人」、「語りたい人」にとっての手引きとしても有用な一冊となっている。 ◆シリーズ[クリティカル・ワード] 現代社会や文化および芸術に関わるさまざまな領域を、[重要用語]から読み解き学ぶことを目指したコンパクトな入門シリーズ。 基本的かつ重要な事項や人物、思想と理論を網羅的に取り上げ、歴史的な文脈と現在的な論点を整理します。もっと深く理解し、もっと面白く学ぶために必要な基礎知識を養い、自分の力で論じ言葉にしていくためのヒントを提供します。
  • 「美味しい」とは何か 食からひもとく美学入門

    「美味しい」とは何か 食からひもとく美学入門

    ビジネス・実用

    3.5
    1巻902円 (税込)
    あるものを「美しい」「醜い」など評価するとき、私たちは何を考えているのか。評価を下す基準となる「センス」とは。こうしたことを考える学問が美学だ。本書は絵画や音楽ではなく、身近な食事からその扉を開く。「美味しい」「まずい」という評価は人それぞれ? レビューサイトの情報があると、純粋に食事を楽しめない?美食の感動は言葉にすべきじゃない? インスタントラーメンは芸術か? やさしくも奥深い美学入門。

ユーザーレビュー

  • 「美味しい」とは何か 食からひもとく美学入門

    Posted by ブクログ

    学問などを学べる専門書は、読むのに苦労するが、この本は比較的読みやすく、そして著者と対話しているように読めて、面白かった。美学という学問があることが知れたし、哲学を駆使してこう考えるという思考が知れて賢くなった気になれる。

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    2025年02月06日
  • クリティカル・ワード ポピュラー音楽

    Posted by ブクログ

     キーワード集という体裁をとっているところが軽やかで良い。各論の内容は専門家には物足りないかもしれないが、あまり充実させすぎると百科事典みたいな本になってしまう。ソフトカバーで厚さ一・五センチ程度というこの親しみやすさが良い。
     というのも、“はじめに”の中に「体系化したテキストをつくるには障壁になってしまうポピュラー音楽研究ならではの学際性・多様性をむしろポジティブに引き受け」とあるように、この幅広さがこの分野の楽しくも難しくもあるところなのだと思う。どんなテーマで研究する人も、この本に挙げられているどのキーワードに対しても「全く無関係」という態度ではいられないだろう。勉強することが多くて大変だ、とも言えるが、思いがけない人(の研究テーマ)と思いがけないところでつながっていることを発見しながら、クリティカル・ワードの網の目の中で自分(の研究テーマ)を位置付けていく作業は、ちょっと楽しそうだなとも思う。…同じ「楽」でも楽そうだとは決して思わないが。
     ひとつだけ、ポピュラー音楽研究について「日本語で読める包括的なテキストが二〇一〇年代以降はなかなか見当たらない」とあるが、二〇〇〇年代までのおすすめ包括的テキストはこれ、というのがあるのなら書誌情報が欲しかった。二十年の間にどれくらい変わったのか気になる。

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    2023年07月04日
  • 「美味しい」とは何か 食からひもとく美学入門

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    源河亨、
    「美味しい」とは何か(2022)

     食や料理が美学による考察の対象となり得ること、そして芸術と見なされうることを主張した本。身近な事象を対象に、いかに美学的アプローチをとるかという過程がわかりやすく示されている。
     食の好みは人それぞれだし、やれここの料理はカクカクシカジカの理由で素晴らしいなどと知識をひけらかす人はうざったく感じる。しかし、料理に対する評価については、文化的相対性が成り立つことなども踏まえると狭い範囲の中では客観的な側面もあると言える。また、ある程度の知識を持って料理に対面したり、食べた料理について自身の言葉で語ることは、食に関する自らの経験に対する解像度を高めるために有意なものである。こうした主張からは、日常の哲学の議論のうれしさというものがよく分かる。筆者の議論は、ありがちな主張を一つ一つ否定することで自身の考えを正当化するというスタイルなので、読んでいて斬新なアイデアが得られるとかというわけではあまりないが、その分ちゃんと説得力のある議論になっていると思う。
     特に興味深く感じたのは最後の章で、タイプ/トークンの区別を導入して料理が複数芸術であることを示すくだりであった(筆者は「反復可能な芸術」と表現していた)。ある料理を一つの作品として捉えた場合、その料理には無数の作品の事例があり得る。つまり、ある料理とその個々の事例のあいだにはタイプとトークンの例化関係が成り立っていると言える。タイプ/トークンの区別を録音音楽の再生の事例などに応用した文献はしばしば目にするが、食という身近な実践にもこうも自然な形で応用できるものかと驚いた。
     総じて、日常世界の様々な対象が美学の射程になり得ること、そしてそうした哲学的な議論によって日常世界の解像度が上がることのうれしさ、という点が明確に示された本であると言える。美学について何も知らない人にとっては、入門書として非常に参考になる本である。

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    2026年03月12日
  • 「美味しい」とは何か 食からひもとく美学入門

    Posted by ブクログ

    初めて食に関して哲学的に学びました。食を語る上でこんなにも広がりがあることを知り、食の世界は奥深いと思いました。

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    2025年09月18日
  • 「美味しい」とは何か 食からひもとく美学入門

    Posted by ブクログ

    美味しいとは何か、センスとは何かを追求していく本書。普段新書を手に取らない自分でも読みやすいと感じた

    0
    2026年01月15日

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