あらすじ
あるものを「美しい」「醜い」など評価するとき、私たちは何を考えているのか。評価を下す基準となる「センス」とは。こうしたことを考える学問が美学だ。本書は絵画や音楽ではなく、身近な食事からその扉を開く。「美味しい」「まずい」という評価は人それぞれ? レビューサイトの情報があると、純粋に食事を楽しめない?美食の感動は言葉にすべきじゃない? インスタントラーメンは芸術か? やさしくも奥深い美学入門。
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Posted by ブクログ
学問などを学べる専門書は、読むのに苦労するが、この本は比較的読みやすく、そして著者と対話しているように読めて、面白かった。美学という学問があることが知れたし、哲学を駆使してこう考えるという思考が知れて賢くなった気になれる。
Posted by ブクログ
想像してたよりも美学哲学概念を練る系の内容。
・「優しい味」食の擬人化
・食は五感や知識などに影響を受けるので純粋な味など存在しない
・食は芸術なのか?
美学哲学の考え方入門で、題材が食という感じ。