作品一覧

  • Re:Re:Re:Re:ホラー小説のプロット案
    3.8
    1巻1,760円 (税込)
    次回作に苦戦している小説家の「私」は、新作のネタを探しているうちに、 出版業界に伝わる「禁忌題目」に触れてしまう。 それこそが恐怖の始まりだった……。 第9回カクヨムWeb小説コンテスト ホラー部門大賞 大賞受賞作
  • 仇花とグランドフェイク 超常事件報告書
    3.3
    1巻781円 (税込)
    超常現象が在るところに、人の想い在り――。   幼い頃から人の残留思念を読み取る力をもっていたために人間不信を極めてしまったサイコメトラーの鹿野 晶。 「君のような優秀な人材をもとめていたんだ」国家公務試験の面接中に突然、厚生労働省の特務局員・宍戸理人からスカウトを受ける。この男、イケメンだが、胡散臭さ120%。かつて「グランドフェイク」として名を馳せた凄腕奇術師だ。 全くかみ合わない凸凹バディが、奇術とサイコメトリーを駆使した時、超常事件に関わる人々の切なる願いが明かされる! 驚愕と感動の超常現象ミステリー!

ユーザーレビュー

  • Re:Re:Re:Re:ホラー小説のプロット案

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    面白い。モキュメンタリーとしての完成度が高い。かつ、後半の怪異のシミュレーション仮説的解釈も非常にユニークであり、その怪異に対して自由意志と想像力で抗うという展開もアツい。SNSやAIアルゴリズムや承認欲求の操り人形になっている人が多い現在にしみる面白い作品。

    0
    2025年04月20日
  • Re:Re:Re:Re:ホラー小説のプロット案

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    最近流行りのモキュメンタリーホラー小説と思って読み始めたら甘かった。
    心の中というか作者の頭の中をがんがん覗くイメージの作品でした。
    神視点としての顔の怪異が読者?として存在する世界を作者が構築していく物語として読んだけど、それが正しいのかどうか分からない。
    一冊だけ小説を出した売れない作家の八方鈴斗が起死回生に選んだプロットが、出版社で禁忌とされている内容で担当編集者から扱えないと断られるがせっかく集めた資料を棄てることは出来ず、友人で売れっ子作家のKに相談して見せることから物語の形の怪異が動き始める。
    物語に執着した作家と怪異、そして世界はすべて決められているというキリスト教の予定説ような

    0
    2025年02月17日
  • Re:Re:Re:Re:ホラー小説のプロット案

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ただ知っただけで、顔の怪異に取り憑かれ、人によってばらばらな強制行動をさせられる。
    ストーリー設定は面白く、顔の怪異に取り憑かれた人達がどんどん追い詰められて死んでいく様は恐かったです。
    ただ、顔の怪異を物語の中に閉じ込め、物語の中の自分に押し付け、その中の自分も同じことを繰り返すというオチは、自分はちょっとインパクトが足らず微妙でした。
    ですが、全体的に没入感でき楽しめましたので、星4です!

    0
    2025年10月17日
  • Re:Re:Re:Re:ホラー小説のプロット案

    Posted by ブクログ

    モキュメンタリーホラーの中では1番好きな作品かも。ただ怖いだけじゃなく、ちゃんと物語として怖さもあり話も進んでいく。面白かった!

    0
    2025年08月21日
  • Re:Re:Re:Re:ホラー小説のプロット案

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    物語中盤過ぎくらいまでは、事件やネットへの書き込み、メールなどのアーカイブがメインで、物語の進行がやや冗漫に感じはしたものの、物語が佳境に入り終わりまでは一気に進み出し読む手が止まらなかった。
    それにしても考えたことなかったなあ、創作している物語の主人公が「実は自分の本意ではないことを創作者によって強制的にさせられている」だなんて。純粋に発想がすごいなと感じた。
    私は高校生の時文芸部に所属していたが、大体登場人物は死ぬかおかしくなるかしていたので、もしかして彼ら彼女らも自分の本意ではないことを強要していたのかも、とか考えさせられた。
    ラストはよくある読んだ人にも呪いを感染させる系のやつだが、な

    0
    2025年07月20日

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