作品一覧 1~5件目 / 5件<<<1・・・・・・・・・>>> 新着順 新着順 人気順 評価高い順 価格安い順 価格高い順 スーラ 4.1 小説 / 海外小説 1巻792円 (税込) ボトム(どん底)と呼ばれる丘の上で育った黒人の少女、奔放なスーラと大人しいネル。正反対の性格を持つゆえに、少女たちは固い友情で結ばれた。二人で犯した許されざる罪でさえ、隠し続けられるほどの絆。だが時が経ち、ネルの結婚式の日を迎えると、なぜかスーラは町を去ってしまう。十年後に二人は再会を果たすものの、その友情は……。黒人社会の光と影を、女性たちの成長とともに描く、ノーベル賞作家初期の傑作。 試し読み フォロー ジャズ 5.0 小説 / 海外小説 1巻946円 (税込) 1920年代の冬のある日、男が若い娘を撃ち殺した。娘は男の愛人だった。男の妻ヴァイオレットは娘を激しく憎み、柩のなかの死者の顔に切りかかった。しかし、ヴァイオレットは次第に死んだ愛人のことを知りたいと思いはじめる……。 都会に暮らす男女のなかに生き続ける、時をさかのぼる憧憬と呪縛。過去、現在、未来を自由自在に往来しながら、饒舌な謎の語り手によって、事件の背景が明らかにされていく。ノーベル賞作家が卓越した筆致で描き出す衝撃作。 試し読み フォロー 青い眼がほしい 4.1 小説 / 海外小説 1巻1,144円 (税込) 誰よりも青い眼にしてください、と黒人の少女ピコーラは祈った。そうしたら、みんなが私を愛してくれるかもしれないから……人間としての価値や美しさは白人の世界にのみ見出され、そこに属さない黒人は存在意義も認められていない。白人が定めた価値観を痛烈に問いただす、ノーベル賞作家の鮮烈なデビュー作。 試し読み フォロー パラダイス - 小説 / 海外小説 1巻1,320円 (税込) どの土地からも拒絶された人々が絶望の果てに自らの手で作り上げた町、ルビー。理想郷ルビーを愛する住民たちは、固い絆で結ばれていた。しかし、長い時を経て、住人たちのあいだには次第に不安や怒りが生まれはじめた。そしてそれらは憎悪と化し、町外れの「修道院」と呼ばれる屋敷に住むはぐれものの女たちに向けられた――ある夜明け、武装した男たちが修道院を襲撃したのだ。 現代アメリカ文学の巨匠が描き上げた、創世と崩壊の神話。ノーベル賞受賞第一作の傑作長篇。 試し読み フォロー ラヴ 4.0 小説 / 海外小説 1巻2,420円 (税込) 貧しい生まれのヒードとホテル王の孫クリスティンは幼なじみ。ヒードがホテル王の妻となった時から、二人の運命は狂い出し、やがて遺産をめぐって争うが......ノーベル文学賞受賞作家の新たな傑作。 試し読み フォロー 1~5件目 / 5件<<<1・・・・・・・・・>>> 大社淑子の詳細検索へ
ユーザーレビュー 一覧 >> 青い眼がほしい 小説 / 海外小説 4.1 (30) カート 試し読み Posted by ブクログ ネタバレ 言葉が出ない。重たい作品だが、日本文学と異なる点も多くあり、学びになった。感情移入すると、無理だ。読めない。 あれは何を示す?これは何を示す?というテキストに対する疑問が多く湧いてくる…。 そういう話を抜きにするなら…。青い眼を求め狂っていくピコーラだが、クローディアたちも同じ黒人である。ニグロ、という枠をどこに当てはめるか…。対比によってのみ生きていく価値観、そこに黒人への差別が投影されているのか…。 何度も読みたい作品である。 0 2025年02月11日 スーラ 小説 / 海外小説 4.1 (7) カート 試し読み Posted by ブクログ ネタバレ フォークナーのヨクナパトーファ・サーガに通じるものを感じた。善悪がテーマであり、スーラがいわゆる悪女のキャラクターである。スーラは背徳、性的放縦、裏切りに生きるけれど、それらを反省して悪だと考えることはせずに、その果てに自分が何かに、誰かに愛されている、誰かとの友情が成り立つと実感できると考えている。いわゆる毒母に育てられると、自己肯定感が低く、愛情に飢えた子に育つ。そうなるに当たっては、社会的に差別された黒人の貧困、野蛮も当然関係しているのだろう。 0 2025年01月30日 青い眼がほしい 小説 / 海外小説 4.1 (30) カート 試し読み Posted by ブクログ デビュー作? とんでもない作品だ。 比べるべき作品は、『苦海浄土』しか思い浮かばない。 差別を僕らはある決まった物語の尺度でしか見ていなかった。 その奥底、本当の意味をトニ・モリスンの言葉、表現で初めて知る。しかし、それは序の口という印象だ。悲惨に底はない。 0 2023年08月22日 青い眼がほしい 小説 / 海外小説 4.1 (30) カート 試し読み Posted by ブクログ 文章の素晴らしさに驚いた。「秘密にしていたけれど、1941年の秋、マリーゴールドはぜんぜん咲かなかった」「秘密にしていたけれど」の言葉の意味が持つ親密さ、打ち明け話、信用、このニュアンスが持つ子供の無垢さ。それが差別、暴力の助長につながる。そこをとてもうまく同居させている。 0 2023年05月18日 青い眼がほしい 小説 / 海外小説 4.1 (30) カート 試し読み Posted by ブクログ 読んだ本は1994年6月30日初版発行の早川書房の本、黒人女性だから書ける本、深く重い印象、ピコーラと言う黒人の女の子の名前が記憶に残る、著者と訳者が1931年の同年生まれ。 0 2023年01月30日