作品一覧

  • ゴキブリ
    4.0
    1巻2,970円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ◆嫌われもの「ゴキブリ」の知られざる世界へようこそ!◆ 【日本産42種、海外産32種掲載!ゴキブリに関するコラムももりだくさん!ゴキブリのことがなんでも知れちゃう図鑑!】 ゴキブリと聞くと、家の中に急に出てくる黒光りした足の速い虫——そんな印象があるかと思います。 しかし、ゴキブリの世界は広く、家に出る種はその中のほんの一部です。 大半のゴキブリは、森の中で生活しており、落ち葉や朽木などを食べて生活しています。そんな知られざるゴキブリの世界を詰めに詰め込んだずかんです。本書では、身近に見られるゴキブリからペットとして人気のあるゴキブリまでふんだんに掲載しています。これを読めば、きっとゴキブリ嫌いも克服できはず!? ■こんな方におすすめ ・ゴキブリが気になる人 ・ゴキブリの本来の姿を見たい人 ■目次 第一章 意外と知らない? ゴキブリの秘密に迫る! 第二章 台所にいる種だけじゃない! 日本のゴキブリを紹介 第三章 魅力的なゴキブリたちはまだまだいる! 世界のゴキブリを紹介 第四章 ゴキブリが気になってきたあなたに贈る ゴキブリ探求実践編! ■著者プロフィール ●柳澤静磨(やなぎさわしずま):東京都八王子市出身。幼少期からゴキブリが大の苦手だったが、2017年に西表島で出会ったヒメマルゴキブリのゴキブリらしからぬ姿に驚き、それ以来ゴキブリの魅力に取りつかれた。現在はゴキブリストを名乗ってゴキブリの展示や講演会などを行い、ゴキブリの魅力を伝えている。磐田市竜洋昆虫自然観察公園職員。ゴキブリ談話会世話役。2020年に日本で35年ぶりとなるゴキブリの新種記載を行った後、国内外で複数種の新種を発表。主な著書に『ゴキブリ嫌いだったけどゴキブリ研究はじめました(イースト・プレス)』『ゴキブリハンドブック(文一総合出版)』『ゴキブリ探訪記 憧れのゴキブリを求めて(ベレ出版)』『学研の図鑑LIVE 新版昆虫(ゴキブリ目)』がある。 ●安斉俊(あんざいしゅん):2006年から2013年まで神奈川県水産技術センター内水面試験場で非常勤として勤務、淡水魚の保護や外来種の駆除などの研究を行う。2014年からはフリーのイラストレーターとして活動を始める。
  • ゴキブリ研究はじめました
    4.0
    1巻1,650円 (税込)
    ■知ると、「嫌い」はふっとんだ。 ゴキブリ数万匹を飼育研究し、つぎつぎに新種ゴキブリを発見する「ゴキブリスト」の奮闘記。 図鑑のゴキブリが載ったページをセロハンテープで閉じてしまうほど大嫌いだったのに、なぜゴキブリ研究を始めたのか? そのきっかけには、知られざるゴキブリの姿、いわゆる“G”的なイメージとはかけ離れた、バリエーション豊かな形態・生態がありました。 ■見つけるだけでは「新種」にはならない 「新種の生き物を見つけて捕まえる」だけでは、新種は新種として世に出ることができません。 多数の標本を集め、解剖で交尾器を取り出したり、DNAを調べたりして、他の種類とどこが違うのか検討し、論文を書く必要があります。柳澤さんの場合、最初の発見から論文の出版まではおよそ2年半を費やしました。 生き物が好きで、「いつか新種を発見してみたい」「名づけてみたい」と夢見る若い読者にも、本書は参考になるはずです。 ■ゴキブリも、生態系の大事な一員 「ゴキブリなんて、絶滅すればいい!」 こんなふうに思ったことのある人もいるかもしれません。 でも、雑食でさまざまなものを食べるゴキブリは、朽ち木や落ち葉などを食べる「分解者」として活躍しています。 「害虫」だけではない、彼らのステキな一面に迫りましょう。 【目次】 第1章 ゴキブリはなぜ嫌われるのか 第2章 ゴキブリを知る 第3章 ゴキブリ嫌い、ゴキブリの道へ 第4章 ゴキブリ飼育はトライ・アンド・エラー 第5章 いざ、ゴキブリ展 第6章 ゴキブリ研究はじめました 第7章 ゴキブリは、嫌われてるからおもしろい 番外編 第4のルリゴキブリ 付録 まだまだいるぞ! 世界のゴキブリ
  • 愛しのゴキブリ探訪記
    3.0
    1巻1,980円 (税込)
    ゴキブリは世界に4000種以上、日本では60種以上が生息しています。黒くて素早い、家の中にいる生き物というイメージが強いかもしれませんが、ゴキブリはとても多様な生き物で、鮮やかな緑色のゴキブリもいれば、カブトムシのようにゆったりとした動きのゴキブリもいます。虫好きが高じて昆虫館で働き、いまではゴキブリストと名乗っている著者。じつは、最初からゴキブリが好きだったわけではありません。あることがきっかけでゴキブリの概念が崩れ去り、彼らのことを何も知らないのに気づいたそうです。「ゴキブリとはどんな生き物なのだろうか」。ゴキブリのことを知っていくうちに、その魅力にハマり、ついには彼らを探して旅をするようになった著者。本書は、憧れのゴキブリたちを求めて日本や世界を旅し、そこで出会ったゴキブリを紹介するサイエンスエッセイです。さぁ、ゴキブリの奥深き世界へ、一歩踏み出してみよう。

ユーザーレビュー

  • ゴキブリ研究はじめました

    Posted by ブクログ

    期せずして『なぜ蚊は人を襲うのか』『僕には鳥の言葉がわかる』に続いて、生物系の研究者の著書。面白い。Gってたしかになんで嫌われているのかよく考えると不思議。黒くてツヤツヤしている、予測不可能な動きをする、ある程度の大きさが家に入ってくる。でもそれって、昆虫としての生存戦略なだけであって、害をなしているわけではないんだよなあ。

    0
    2025年08月11日
  • ゴキブリ研究はじめました

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    「バッタを倒しにアフリカへ」や「鳥類学者だからって、鳥が好きだと思うなよ。」などのように気軽に読めて面白い生き物の本。人々が嫌悪してるからこそ逆説的に身近な存在になり、生き物に興味がない人が感心を持つきっかけとなる点が面白かった。

    0
    2024年02月15日
  • ゴキブリ研究はじめました

    Posted by ブクログ

    私自身ゴキブリには触れはしないものの居てもまあ気にはならない程度に親しみを持っていたので、同じように以前は嫌いだったけど魅力を見つけてしまった人の視点で語られるこの本はとてもおもしろかった。
    ゴキブリの顔ってそういえば見たことないな、と初めてネット画像で見ました。意外とかわいい。

    0
    2023年03月05日
  • ゴキブリ研究はじめました

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    私は北海道に住んでいるので家の中はおろか屋外でもゴキブリというものをみたことがありませんでした。
    家に入ってくる害虫で困るものといえばコバエ。
    この本は「ゴキブリ嫌いだったけど、ゴキブリ研究はじめました」というタイトルに
    実は私もコバエが嫌いだったけど、どこから来るのか?どうして増えるのか?そもそもどんな生き物なのか?調べていくうちに好きになってしまったことがあり
    違う生き物ではあるけれど、良い発見がありそう!と思って読んでみました。

    この本の中で一番興味深かったのはゴキブリの生態よりも、chapter6〜7の新種を見つけてからどのように論文ができあがっていくのかという部分。
    仕事といいつつ

    0
    2023年02月07日
  • ゴキブリ研究はじめました

    Posted by ブクログ

    申し訳ございません。ウンコの次は、そう
    ゴキブリです。

    こちらは子どもも含めて全ての人から嫌わ
    れています。

    「ゴキブリって何かいいよね」という人は
    いないです。

    それゆえ、あまりにゴキブリのことを知ら
    なすぎるのが現状です。

    そう、読書好きの性である知的好奇心がゆ
    えの選書であると理解ください。

    特に都市伝説が多すぎる。

    「一匹見つけたら百匹はいる」「死ぬ瞬間
    に子どもを沢山産む」「人間に向かって飛
    んでくる」などと枚挙いとまないです。

    この本では全てにそれらに答えてくれます。

    それどころかゴキブリはミミズなどのよう
    に、生態系の一環を支える重要な役割を負っ
    ているという擁護

    0
    2022年10月17日

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