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  • マッピング思考―人には見えていないことが見えてくる「メタ論理トレーニング」
    3.8
    1巻1,980円 (税込)
    全米ベストセラー! 頭がいい人は、 地図を描くように情報を見きわめ、 スマートな「最適解」を導いている! * * * 「判断力が優れている人」とは、どういう人のことを指すのだろう? ぱっと思い浮かぶのは「知的である」「頭の回転がいい」 「勇気がある」「忍耐力がある」などではないだろうか。 なかでも特に重要なのが、本書のテーマ「マッピング思考」、 「物事をまるで地図を描くように“俯瞰的に”とらえようとすること」だ。 たとえば…、 ●自分の間違いに気づき、死角を探し、仮定を検証し、軌道修正ができる。 ●「あの議論では私が間違っていなかっただろうか?」 「このリスクを取ることに価値はあるのか?」といったことについて目をつぶらず、率直に自問できる。 ●思い込みではなく、事実とデータにもとづき、曇りのない目で物事を判断する力がある。 あなたはこういったことが、自然とできているだろうか? 物理学者の故リチャード・ファインマンいわく―― 「自分に嘘をつかないことは、なによりも重要だ。だが、自分ほどだましやすい人間はいない」。 そう、私たちの判断力を妨げているものは「知識」ではなく「態度」なのだ。 近年、認知科学の研究から明らかになっていることは、 人間は自分の欠点やミスを認めるのがおそろしく下手だという事実である。 人はすぐに希望的観測に逃げ込み、 偏見や信条を肯定するような証拠だけを見つけようとする。 しかし、自分の思い込みから脱出し、真実に向き合って行動するときに何が起こるか、 その成功から何を学べるか――これが、本書のテーマである。

ユーザーレビュー

  • マッピング思考―人には見えていないことが見えてくる「メタ論理トレーニング」

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    マッピング思考
    人には見えていないことが見えてくる「メタ論理トレーニング」
    著:ジュリア・ガレフ
    訳:児島 修

    マッピング思考とは、地図をえがくように、俯瞰的にとらえようする考え方とある

    海図なき航海、青写真、鳥の眼、大局観、全体図、メタ思考、等々、視野を大きくとって全体を把握せよです。

    そして、考え方の前提 人は自分の欠点やミスを認めることが恐ろしく下手

    本書の目的は、自分の内面に向き合って行動し、それが、うまくいくときに何が起きているか、そして、その成功から何を学べるか

    ようは、「事実を確認しながら自分で地図をつくって、先入観なしに眺めて、変なところを人から言われる前に自分で気づ

    0
    2024年09月30日
  • マッピング思考―人には見えていないことが見えてくる「メタ論理トレーニング」

    Posted by ブクログ

    一番参考になったのは、「アイデンティを軽くしておく」という話。

    自分をしっかり持てとか、個性を大事に、みたいなことに逆行するみたいですが、そうではないと思いました。

    中庸のスタンスで、自分の意見や考えは持っているけど、状況が変わったり新たな証拠が出てきたらいつでも自分の間違いを認めて意見を変えられるように準備しておく。
    本当に賢い人の姿勢はこういう感じなんだなあと腑に落ちました。

    投資にも応用できる考え方がたくさんあります。

    0
    2024年09月12日
  • マッピング思考―人には見えていないことが見えてくる「メタ論理トレーニング」

    Posted by ブクログ

    聞き手が意見を言いやすい雰囲気を意識して作れているか?
    個人的な批判を受け止められるか?
    守りの思考に陥っていないか?

    「逆のダブルスタンダード」(同じ状況に置かれた時に、【他人よりも自分自身を不当に厳しい目で見ている】状態)
    会議でくだらない質問をしてしまったことを頻繁に思い出してその度に恥ずかしい思いをしている人は、他人がまったく同じような質問をしているところを想像してみらとよい。
    どんな感情が浮かんでくるだろうか?会議が終われば忘れてしまう程度の、些細な問題ではないだろうか?


    まったくの他人が同じ立場になったら、その人はどんな行動をとるか?(部外者テスト:感情の問題のようないっさい

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    2024年08月26日
  • マッピング思考―人には見えていないことが見えてくる「メタ論理トレーニング」

    Posted by ブクログ

    自らの思考は、偏る。そんなときのヒント。アイデンティティを守るため、と言っていると、いつかは戦闘状態、タコツボ化。そういう視点なってませんか?それを打開するのがマッピング思考なんだろう。

    0
    2023年06月18日
  • マッピング思考―人には見えていないことが見えてくる「メタ論理トレーニング」

    Posted by ブクログ

    分厚い!
    が、一日一章であれば全然読みやすかった。

    自分の思考がいかにバイアスがかかっているか自覚し、それを払拭する方法を解説した本。

    当書ではこれを「動機のある推論」と説明していた。
    「動機のある推論」は居心地の良さもあれば一時的にやる気も出せる。

    常にポジティブでいよう!!みたいなことが昨今よく聞かれるがそれも一つ。
    だが、その思考をもつと、自分の考えに盲目的になり、本来気をつけねばならないリスクを軽視してしまうことに繋がってしまう。

    物事を俯瞰して、地図を眺めるように客観視する様に見るには?
    この本ではいろんな内容が紹介されていたが、特段印象に残ったのは、思考実験の話。
    ・ダブル

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    2022年09月15日

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