1番印象に残ったのは「予祝(よしゅく)」です。
予祝とは、あらかじめ祝うこと。前祝いのこと。
例えば、お花見という行事がありますが、これは古代日本人が実践していた前祝いだといいます。
古代日本人の願いは、秋の豊作。
まだ春の段階で、秋の豊作を想像して、みんなでわいわいお祝いしちゃうということが、前
...続きを読む祝いであり、お花見だったそうです。
この本に登場する3人の男性たちは、月に1回定例会と称して居酒屋で会いました。そのときに、ノートを1冊用意し、そこにみんなで夢を書いたそうです。
作家になりたかった男性が「作家になる」と書いたら、みんなで「おめでとう!どうやってデビューしたの?本のタイトルは?」と質問。
聞かれたら、即座に「でっち上げ」を答えるの、予祝のルールです。こうすることで、とっさのひらめきに、思いがけないヒントがでてくるそうです。
そして、実際に、3人の男性たちは、夢を叶えていきました。
でっち上げをいうだけで、夢が叶うなんて、そんなばかな!と思いますよね。でも、これって効果あると思えました。一人で考えていても答えが出ないことを、周囲に相談すると思いも寄らなかった答えが見つかることもありますよね。
そんな感じで、思いがけず口からでた言葉が、解決のヒントになり、行動につながることってあると思ったのです。
次の行動のヒントとなるように、「予祝」を活用するのは効果があるのではと感じました。