作品一覧

  • 世界レベルの工場の経営・運営を目指す 工場長の教科書
    5.0
    1巻2,970円 (税込)
    本書は、経営に貢献できる工場を造るために、深く理解をしておくべきことを解説した工場長のための教科書です。工場長や製造部長といった生産拠点を経営するトップ層はもちろん、製造課長や技術課長など、工場において重要な位置を占める工場マネージャーのための教科書でもあります。また、近い将来に工場を統括する職責に就くべき人にも向けています。 今の日本の製造業は、どこも限られたヒト・モノ・カネの経営資源の中で四苦八苦しています。中でも苦しんでいるのが、ヒト。特に工場経営を担うべき中核人材の育成です。必要な知識やスキルがないままにOJT(オン・ザ・ジョブトレーニング)と称していきなり工場経営の任に就いても、期待通りの経営成果を出すことが難しいのは言うまでもありません。本書は、あくまでも現場視点に立った上で、経営に貢献できる工場を経営できる工場長や工場マネージャーに必要なスキルを網羅した内容になっています。 経営に貢献しつつ、世界レベルで戦える強い工場を造り上げるために重要なのは、工場としてやるべきことの本質を深く理解し、そしてやるべきことを確実に行い、かつ工場を含めたサプライチェーン全体を俯瞰して考えるスキルです。本書では、工場管理の基本、サプライチェーンを通してきちんと造るための条件、改善活動を通して品質をより良くするための条件、原価管理を通してきちんと儲(もう)けるための条件といった、世界で戦える工場長に必須のスキルの習得を狙っています。 机上の議論ではなく、実際にグローバル市場で戦っている企業の人材育成の現場で、何度も議論を重ね、練りに練られた内容になっている実務者必携の1冊です。
  • 在庫戦略の教科書
    4.0
    1巻3,520円 (税込)
    新型コロナウイルス禍による物流網の寸断に、ウクライナ危機をはじめとした国際情勢の変化による供給不安、そして相次ぐ自然災害による工場の操業停止……。さまざまな要因が製造業におけるサプライチェーン(供給網)の安定性を脅かしています。こうした事態に多くの企業が在庫の考え方を見直し始めました。ところが、多くは在庫の「善悪論」に終始しているというのが実態です。本書が勧めるのは「目的志向の在庫論」です。すなわち、在庫を必要性で見るのではなく、経営目的の達成に貢献しているか否かで評価します。その上で、さらに「攻めの在庫」と「守りの在庫」という攻守2つの視点で在庫を戦略的に捉えていくという方法を解説します。在庫管理のノウハウについては類書が多く出ていますが、経営視点で目的志向の考え方で在庫戦略に触れた書籍はあまりありません。本書が不確実なこれからの時代に負けない在庫戦略を立案する一助になれば幸いです。

ユーザーレビュー

  • 世界レベルの工場の経営・運営を目指す 工場長の教科書

    Posted by ブクログ

    工場長を読書として意識した、競争力をもった工場をどう作っていけばいいかを描いた書。
    簿記1級の工業簿記と、大野耐一先生の「トヨタの生産方式」を合わせたような内容。基本的な内容を網羅しているとおもいますが、具体的な例があればもっと良かったと思います。内容は量もあって結構抽象的なので、ちょっとイメージを持ちにくい。具体的な事例がほしかった。巻末に参考文献があったのは、よかった。
    内容はオーソドックスで、MRP,CRP,ERP,RPA,IOT,AI などの要素はさわりぐらい。Industry4.0は次のテーマか?

    気になったのは、以下です。
    工場運営をどうすべきか、工場のものづくりとはどうあるべき

    0
    2022年07月23日
  • 在庫戦略の教科書

    Posted by ブクログ

    在庫管理の定石を知るために読む

    手法というよりは、あるべき心構えを教えてくれた。実務者は在庫があった方が何かとリスクを回避できるため、そっちに傾倒してしまう。そこを、経営目線で、「経営戦略と一致しているか」「その在庫は付加価値の向上に繋がっているか」という視点で見ることが管理屋には求められる。

    まず意識しなければならないのは、以下かなと感じた
    ・在庫に関する経営戦略を確認し、理解する
    ・それに合う運用になっているかを測定する
    ・在庫を増やした責任者へどのようにアプローチをかけるのが有効かを考える

    0
    2025年10月18日

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