小川幸司の作品一覧
「小川幸司」の「岩波講座 世界歴史」「世界史とは何か 「歴史実践」のために」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
- 作者をフォローする
- フォローすると、この作者の新刊が配信された際に、お知らせします。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで197万冊以上配信中!
「小川幸司」の「岩波講座 世界歴史」「世界史とは何か 「歴史実践」のために」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
ビジネス・実用
ビジネス・実用
ビジネス・実用
Posted by ブクログ
本書を読んで、歴史は暗記するものではなく、過去の事件から「なぜ起きたのか」という因果関係を考え、今につながる教訓を見つけるものだと感じた。
一つの情報だけで判断せず、複数の情報や異なる立場から物事を見ること。当時の価値観や環境を理解し、現在の基準だけで過去の人を簡単に裁かないこと。そして、自分自身も歴史の一部になること。
「過去の残虐な行為を知っているだけでは抑止力にならない」という言葉が特に印象に残った。
歴史を学ぶことは、過去の失敗を知るだけではない。その背景や判断のプロセスを知り、未知の出来事に向き合う力を養うことなのだと思う。
これからは、何事にも「なぜ?」と問い、自分の無知を
Posted by ブクログ
世界史教育史および世界史/歴史総合教育の(史学系人文アプローチとして手堅い)トピック集・兼・エッセイ集だった。松本サリン事件の話から始まるところに面喰らいつつ、そのことが著者自身の実体験および教育実践経験と相俟って優れた導入になっていた。世の残酷さに対して歴史学のアプローチで立ち向かえるような優れた思考法が、理論的にというよりはドリル演習的に、経験できる。それでいてその語られる志向にはリベラルアイロニスト的なものさえ感じさせる(リチャード・ローティ的)。
歴史的事項が単なる暗記学習でないとすれば、どのような問いで世界史の記述に向かい合えば良いか? という点についても幾つか提案してくれており、
Posted by ブクログ
冒頭の著者の実体験である松本サリン事件の話からグイグイと読ませます。結果的にその段階から本書の“歴史実践の実践”とも言うべき土俵の上にまんまと乗せられていた訳で、最後まで読み進めた結果大きな感銘を受けました。これぞ名著!という感じです。
また、本書の出版は2023年6月ですが今現在パレスチナの地を蹂躙するイスラエルによる史上最悪の人種虐殺について、奇しくもその歴史背景や捉え方についてクリティカルな解説がなされています。その点においても歴史を学ぶことがいかに重要であるか、歴史を軽視した時にいかに深刻な問題が生じるか、深く深く教えられました。