作品一覧

  • カイメン すてきなスカスカ
    4.0
    1巻1,870円 (税込)
    脳も心臓も胃腸もない.どこを切ってもスッカスカ.動物?植物?そもそも生物? 海に行けば普通にいるが,印象が薄い.そんな存在感のないカイメンが,じつは生態系を牛耳る黒幕だった?! サンゴ礁の海も世界一透明な湖も,彼らなしには成り立たない.人間も紀元前から利用してきた.ジミにすごい正体にせまる.【カラー頁多数】※この電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており,タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています.また,文字だけを拡大すること,文字列のハイライト,検索,辞書の参照,引用などの機能は使用できません.

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ユーザーレビュー

  • カイメン すてきなスカスカ

    Posted by ブクログ

    2021年出版。130ページ。図、写真多数。とても古くから存在する「動物」。とても小さな粒子を食するが故に、生物連鎖のベースを担うとは知らなかった。と言うか、知らないことだらけで実に面白い。1万年生きる個体が有ったり。基本構造が単純なだけに、とてつもなく多様な共生関係を持っていたり。
    「すてきなスカスカ」と云う副題も楽しい。文体も固過ぎずに眠くなりにくい。

    0
    2025年05月27日
  • カイメン すてきなスカスカ

    Posted by ブクログ

    カイメン…って生き物だったんだなあ。
    スポンジのイメージしかなかったんですが、給水構造は合理的だし、他の生き物とそれぞれメリットを与え合って共生しているのもおもしろいなあと思いました。
    吸い込んだ海水がカイメンの体内を通ることで他の生き物の養分になる物質となって出てくる話などがとても興味深かった。
    人間の身体にしても、時々空恐ろしくなるくらい精巧にできているなあと思うことがあるんだけど、生物すごいなあ。
    人間はいろんなことを学ぶけど、そもそも自分自身を構成しているものがとても不可思議なのだよなあと思うことがあります。

    0
    2022年04月24日
  • カイメン すてきなスカスカ

    Posted by ブクログ

    図鑑なども少ない海綿動物について、分かりやすいイラストもあり、人とのかかわりや歴史、体の構造、カイメンとくらす生物など、カイメンに関する様々な情報をギュッとまとめてくれている本。
    カラーイラストや写真も多く、比較的読みやすい。海綿動物について知りたいとき、まず最初に読む本の1つとして非常に良いのではと思う。
    分類や生態・形態などの話から、海綿の漁業や養殖、そんなに生きるのと驚いた寿命の話など、基本情報のみならず、Tips的な話もとても興味深く面白かった。

    いつかカイメン各種の図鑑なども出て欲しいものだ。

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    2025年06月21日
  • カイメン すてきなスカスカ

    Posted by ブクログ

    「スポンジ=海綿」とは知りませんでした。
    「スポンジボブ」のアニメは、家庭で使われてたスポンジでも海に流されたのかなぁ~なんて思ってましたが、海の生物(しかも動物とは!)
    また「スポンジ(海綿)=柔らかい」と勝手に思ってましたが、いろんな種類があって決して全てそうではない事も驚きました。
    いつか人工では無いフワフワの天然海綿で身体を洗ってみたいのですが、現在は結構なお値段なんですよね…。

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    2022年07月11日
  • カイメン すてきなスカスカ

    Posted by ブクログ

    海綿て動物だったんですね。
    なぜ動物に分類されるのかとか、どういう構造をしているのかとか、わかりやすく説明されている。
    夏休みの自由研究にいいかも。

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    2022年07月10日

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