作品一覧

  • インフォデミック コロナ情報氾濫
    -
    1巻704円 (税込)
    テレビのワイドショー制作会社に入社した駒野しおりは、ADとして忙しい日々を送っていた。だが、コロナ報道に対する番組の姿勢や、私利私欲に走るプロデューサーたちの姿に、違和感を覚え始める。そしてしおりが2時間の生放送で曝した恐るべき「真実」とは……。元芸人の作家が2年余のコロナ禍を事実に即して描く、前代未聞の書下ろしメディア小説!
  • 三谷幸喜 創作を語る
    4.3
    1巻770円 (税込)
    「古畑任三郎」から「清須会議」まで。ドラマ・映画・舞台で次々にヒット作を手掛ける希代のクリエーターが、制作の舞台裏を語り尽くす。 「新しいこと」「おもしろいこと」ばかり考える希代のクリエーターが語る、発想の原点とは! 完全保存版の貴重な1冊── ●『12人の優しい日本人』脚本や演出の原点は”ひとり遊び”。●『古畑任三郎』刑事コロンボの、形じゃなくて精神を真似たかった。●『王様のレストラン』無理難題を受け入れながらも、いいものを創りたい。●『新選組!』天下を取った人間は絶対に書きたくない。●『2000年代からの芝居について』天才の近くにいる人間を書きたい。●『THE 有頂天ホテル』日本中の人が楽しめる映画を創ろうと思うようになった。●『清須会議』時代ものも好きだから映画で1回やりたかった。
  • 三谷幸喜 創作の謎
    3.5
    大ヒットしたNHK大河ドラマの傑作『鎌倉殿の13人』から、脚本・監督を務めた最新作『スオミの話をしよう』まで、当代随一の喜劇作家が明かす「物語作り」の秘密――。 本書の主な内容 よみどころ ●俳優の持つ「おもしろさ」を極限まで引き出したい ●『鎌倉殿の13人』の脚本作りでもっとも役に立ったモノ ●人生のターニングポイントと作風の変化 ●「自信を失ったときに励まされた」大物からのメール ●「制約」こそが、新たな物語を作り出す ●「ほんとうのコメディ映画」は存在するか ●僕が「舞台稽古の時は裏側は見ない」理由 ●外国の古典映画はアイデアの宝庫なのに・・・ ●『スオミの話をしよう』こだわりぬいたトコロ ●あの俳優さんについて思うこと、考えたこと ●新たに大河ドラマを撮るなら「この時代」 ●まだまだ舞台や映画で試したいことはたくさんある ほか

ユーザーレビュー

  • 三谷幸喜 創作の謎

    Posted by ブクログ

    この本の何がすごいって、『真田丸』と『鎌倉殿の13人』の裏話が聞けたこと。しかも、巻末に『鎌倉殿の13人』全話のあらすじが掲載されている。
    三谷さんは自分の作品についてあまり語りたくないタイプ・・・ではなく、うまく引き出せばあれこれ語っちゃう人だということがわかった。インタビュアーの松野大介さんありがとうございます。
    この本は、三谷さんの方から松野さんに(『三谷幸喜 創作を語る』2013年の)「続編出しませんか?」とオファーがあったという。松野さんは、三谷さんがとても話しやすい人なのだ。
    ここで「へえ〜!」と思ったことは自分のメモのみに書いておくけど「次男坊」「演出に任せる」「シェイクスピア」

    0
    2024年12月21日
  • 三谷幸喜 創作を語る

    Posted by ブクログ

    脚本家三谷幸喜の創作論というか、創作にまつわるインタビュー。
    よく見ていたドラマや映画の内情や、脚本家の視点が分かって面白かった。

    ★★★★★
    僕は実際にある世界の風習を探すより、逆に「いかにもありそうな嘘」を作る方が楽しかったんですよ

    ★★★★★
    「福山さんで何をやろう」と考えて、
    「すごく頭のいい科学者にしよう」と。僕は福山さんに屈折した何かを感じていたので、
    そういう科学者だったら、
    どんな犯罪を犯すだろうか?
    誰を殺すだろうか?
    どんな殺し方をするのか?
    どんなミスをするのか?
    という書き方をする。

    ★★★★
    天才の近くでやらかした人っていっぱいいると思う。今はそういう人たちを書

    0
    2024年10月17日
  • 三谷幸喜 創作の謎

    ネタバレ 購入済み

    『三谷幸喜、興る』後編だねw。

    2025年3月読了。
    前の対談本を読んだので、直ぐに此方も…と購読。

    個人的に『鎌倉殿…』は、大河史上一,二を争う程の出来だったと思う。鎌倉時代は余り題材に上がらないのが不満だったので、血腥くも真っ直ぐな生き方をしていた鎌倉武士の物語が見られたのは、本当に嬉しかった。そして撮影技術の向上はその当時から感じてはいたが、そこまで進化していたとは思ってなかったので、良い話が聞けた。
    その前の『真田丸』も面白かったが、最後の《大坂夏の陣》でガッカリした。ただ、三谷さんがそれ程までに「合戦を描いてもしょうがない」と考えていたとは思わなかったので、当時「どうせNHKの予算が尽きたんだろ…」ぐらいに思って

    #アツい #笑える #深い

    0
    2025年03月01日
  • 三谷幸喜 創作を語る

    ネタバレ 購入済み

    『三谷幸喜、興る』前編みたい。

    2025年3月読了。
    気には成っていたのだが、ずっと積ん読状態だったものを、ようやく読んだ。

    「創作を語る」と云うタイトルより『三谷幸喜、興る』の前編を読んだような気がした。

    作品の一つ一つを語っているが、やはり三谷幸喜と云う才人の《生き様》が語られていたように思う。

    ファンとしてはこの上ない喜びだった。そして、意外と見落としている作品が有るのにも気付いたので、これを機会に過去の作品を見てみたいと心から感じた。

    三谷さん、あなたは日本の演劇〜映画…全ての芸能の世界の希望です。これからもまだまだ残りの年数等考えず、ドンドン新しい作品を創ってください。ずっと追いかけていきます!

    #笑える #感動する #アツい

    0
    2025年02月26日
  • 三谷幸喜 創作を語る

    Posted by ブクログ

    三谷幸喜さんが脚本家として、監督としてどのようなスタンスでこれまで取り組まれてきたのかが会話形式で綴られている本。インタビュアーとしての松野さんの「聞く力」と筆力のお陰で、三谷さんの自然な気持ちがあふれていてリズミカルでとても読みやすい。三谷幸喜さんファン必読の一冊です。

    0
    2024年09月30日

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