ダニエル・サスキンドの作品一覧
「ダニエル・サスキンド」の「GROWTH――「脱」でも「親」でもない新成長論」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
- 作者をフォローする
- フォローすると、この作者の新刊が配信された際に、お知らせします。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで201万冊以上配信中!
「ダニエル・サスキンド」の「GROWTH――「脱」でも「親」でもない新成長論」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
ビジネス・実用
Posted by ブクログ
経済成長について長い時間軸で俯瞰的に論じています。まずは、それだけでも評価されるべきでしょう。
しかし、重要なのは今後についてです。その為には、(本は後ろから読めと言われるけれど)本書の場合は第V部(第10章、第11章)を読めばよいかもしれません。
経済成長とトレードオフにあるものは、平等だけでなく、環境問題、コミュニティの健全さ、政治システムの効力、働く生活の質などいろいろあります。このトレードオフを弱体化させる手段として、著者は新しいテクノロジーに期待を寄せます。しかし、それにも限界はある。そのとき、私達は受け止めて、どうするかを決めなくてはなりません。
そこに道徳的な2つの問いが立ちます。私達は何を大事にすべきか? 私達は未来に対してどれだけの責任を負うのか?
そして私達が決める際に、広い形の集団的熟慮が必要であると著者は述べます。実際に、古代にあったミニ・パブリックスが既に試みられつつあり、著者は希望を抱いています。
脱成長派も親成長派も批判する著者の見解は、妥当なものに感じられました。彼の言う解決手段としてのミニ・パブリックスの試みが日本でもなされているのか、知りたいところです。
Posted by ブクログ
著者と同じ問題意識を持っているし、話の進め方が上手いので一気に読んだ。経済成長について経済学者もよくわかってないとのこと。著者の成長のメカニズムの説明、なぜ世界は経済成長至上主義になったのかよく分かった。人類は分配が苦手。
最後の提案を楽しみに読んだが、まぁそうだよな、というところ。多くの脱成長の人も同じ感覚じゃないだろうか。代議制だと難しいなら市民の熟議しかない。読みかけのプルラリティを読まねば。
経済成長のメリットを無視してはいけない、とあるが、お金が滞らずに回ること、そして人々の好奇心を満たす新しい事物が生まれること、この2つが大事なんだろうと思う。