篠川賢の作品一覧
「篠川賢」の「国造―大和政権と地方豪族」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「篠川賢」の「国造―大和政権と地方豪族」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
ビジネス・実用
Posted by ブクログ
本著は完全な歴史学初心者にお勧めできるような本ではない。
国造制について、従来唱えられていた説から現在学者内で通説となっているものが、豊富な註付きで論じられている。
高校までの日本史の知識を理解しているうえに、律令体制前の段階で、どのような支配体制がなされていたかについて興味がある人が学ぶための入門書として読むに最適な本である。
新書にしてはやや難しいが、律令体制前の制度史を学ぼうとしている歴史学徒にとっては、本著執筆時までの研究動向を追うことができるため大変おすすめ。
下手な一般書を読むよりも、研究者たる篠川賢氏が書いたこの新書を読むことで、研究書や論文を読む前提知識をつけられるであろ
Posted by ブクログ
国造制を「大化改新によって廃止された古い制度」とする従来の通説を覆し、律令国家形成期におけるその動的な変容を描き出す研究書。本書の特色は、地方豪族が中央の「国司」と結託して馬をネコババしたり、賄賂を贈ったり、武器を隠したりする生々しい不祥事記録が豊富な点にある。
国造制の成立契機が主要論点の一つ。6世紀の成立当初、国造は朝鮮半島派遣軍の軍丁確保を主目的として設置された軍事的・行政的官職であった。
評制施行後の三段階組織も重要な論点。7世紀後半の地方支配は、国造(クニ)―評造(コホリ)―五十戸造(サト)という三段階の重層的組織によって運用されていた。
国造制廃止の真実については、大化改新で