小林俊彦の作品一覧
「小林俊彦」の「ぱすてる」「青の島とねこ一匹」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「小林俊彦」の「ぱすてる」「青の島とねこ一匹」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
1994年『ヴィレッジ』でデビュー。『ぱられる』、『ぱすてる』、『セーラー服、ときどきエプロン』などの作品を手がける。
ぱすてる、ぱられる、と尾道を舞台にした作品が特徴の小林先生
本作も尾道が舞台ではあるがはじめて広島弁が使われてる
小林先生特有のラブコメ作品ではあるが、あまりラブの部分は強調されずに島の情景とかが綺麗な感じの世界観が良い
絵柄とよくマッチしている。
ずっと以前にこの作者の過去作「パステル」をよんだことがあるが、登場人物の表情、姿かたち、風物の描き方など、同じ作者とは思えないほど絵柄が良くなっている。ストーリーそのものは、いわゆるほのぼの系で、とりわけ優れているという物ではないが、絵柄とよくマッチしている。造船所があるところから見て、舞台の「凪島」とは因島あたりをモデルにしたものだろうか。
雰囲気が良い作品
登場人物の描写もなかなか良いが、瀬戸内の島の風物の描写が素晴らしい。島の人達の言葉 方言と相まって、島の生活の雰囲気がとても良く出ている。おまけにオスの三毛猫が良い味を出している。ストーリー展開は比較的ありふれているが、とにかく雰囲気が良い作品である。