作品一覧

  • 至高の近代建築―明治・大正・昭和 人と建物の物語―(新潮新書)
    5.0
    1巻968円 (税込)
    明治維新以降、ジョサイア・コンドルら「お雇い外国人」の指導のもと、西洋建築の模倣に始まり、自らの創意工夫を表現し始めた大正期、そして関東大震災を経て昭和戦前までの約80年――日本の近代建築は何を目指し、どのように建てられ、そして現代へと受け継がれてきたのか。現存する〈前期〉近代建築の傑作を厳選、関わった人々のドラマを写真とともに描きだす。見る者と使う人に今なお愛され続ける32の名建築案内。
  • 日本の近代建築ベスト50(新潮新書)
    4.0
    建築は、時代と人々を映す鏡である――日本で近代建築が始まって約100年。この間、数多くの建築が作られ、また破壊・解体されてきた。本書では、半世紀以上にわたり専門誌・書籍の編集に携わってきた著者が、ル・コルビュジエから丹下健三、磯崎新や隈研吾まで、現存するモダニズム建築の傑作50を選び、写真やエピソードとともに徹底解説。戦前から戦後の高度成長期、さらに現代まで流れる建築思想をたどる。

ユーザーレビュー

  • 至高の近代建築―明治・大正・昭和 人と建物の物語―(新潮新書)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ネットで見かけて。

    明治から昭和にかけての近代建築を紹介していたが
    かなりの有名どころしかも東京の建築が挙げられていたので、
    楽しかった。
    東京駅とか国会議事堂とか。
    なかなか行けない遠くの建築を紹介されると、
    ため息がでるばかりなので。

    明治に近代建築が始まったころの人間関係もある程度は知っていたが、
    この本ではうまくまとめられていてわかりやすかった。
    新書ならではの入門的な側面が、
    自分のレベルに合っていたのだろう。

    基本的に公開されて誰でも見学できる建築とまえがきにあったが、
    それも読んでいて楽しかった理由の一つだろう。
    やはり実際に見てみたいという下心があるので、
    見学できると判

    0
    2025年07月26日
  • 至高の近代建築―明治・大正・昭和 人と建物の物語―(新潮新書)

    Posted by ブクログ


    主に戦前期の近代建築を取り扱ったもの。国会議事堂や東京駅などの有名な近代建築からお雇い外国人の邸宅まで幅広く解説されていて面白い。ただ建築の美しさを楽しむだけでなく、それが現代まで残されてきた歴史を知る事も近代建築の楽しみ方の一つだと感じる。

    0
    2025年05月28日
  • 日本の近代建築ベスト50(新潮新書)

    Posted by ブクログ

    近代建築、といっても日本で使われる近代(明治以降)に建てられた建築の意味ではなくヨーロッパでの本義の産業革命以降の新しい素材で作られた建築の意味の方で書かれている本です。なので結果的に戦後建築が中心になります。
    初期の建築は軽やかさがキーワードになることが多いものの傍から見ていると耐震補強しなくて大丈夫とか思ってしまうわけで、時代が進むと要塞のような建物も出てくるあたり、日本で建築は難しいよなぁと思ったりして。最近は表面をガラスで軽さを出すのが主流のようで、これも大地震は大丈夫?って思うのですよね

    0
    2023年02月20日
  • 日本の近代建築ベスト50(新潮新書)

    Posted by ブクログ

    新書という限られた紙幅の中で建築一つ一つの説明を文章と写真でコンパクトかつ分かり易くまとめられている。

    ちょっとした合間にも、じっくり一気でも、繰り返しでも読める好書。

    行った事があるのは目次の番号で言うと5・12・16・17・27・29・44・48位か。

    因みに建築家毎の選出件数は、
    前川國男 5
    丹下健三 4
    アントニン・レーモンド 3
    村野藤吾 3
    磯崎新 3
    ル・コルビュジエ 2
    吉田五十八 2
    今井兼次 2
    佐藤武夫 2
    吉阪隆正 2
    大江宏 2
    白井晟一 2
    フランク・ロイド・ライト 1
    蒲原重雄 1
    立原道造 1
    坂倉準三 1
    菊竹清訓 1
    日建設計 1
    槇文彦 1
    黒川紀

    0
    2022年04月24日
  • 日本の近代建築ベスト50(新潮新書)

    Posted by ブクログ

    昭和初期~平成のいわゆるモダニズム建築の中から、著者が優れているとして選んだ50の建物について解説した本。
    見開き4ページでひとつの建物解説だが写真が半分を占めるので解説は2ページとそれほど詳しくはないが、建物の特徴のほか、建築家など建物にまつわるエピソードが添えられていておもしろい。ただ写真は小さいものが多く、細部はわからないものが多いのでネットなどで写真を参照しながら読むとよい。
    原則、見学できるものが選ばれているので、ガイドブック的にも使える本。

    0
    2022年02月16日

新規会員限定 70%OFFクーポンプレゼント!