あらすじ
建築は、時代と人々を映す鏡である――日本で近代建築が始まって約100年。この間、数多くの建築が作られ、また破壊・解体されてきた。本書では、半世紀以上にわたり専門誌・書籍の編集に携わってきた著者が、ル・コルビュジエから丹下健三、磯崎新や隈研吾まで、現存するモダニズム建築の傑作50を選び、写真やエピソードとともに徹底解説。戦前から戦後の高度成長期、さらに現代まで流れる建築思想をたどる。
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Posted by ブクログ
近代建築、といっても日本で使われる近代(明治以降)に建てられた建築の意味ではなくヨーロッパでの本義の産業革命以降の新しい素材で作られた建築の意味の方で書かれている本です。なので結果的に戦後建築が中心になります。
初期の建築は軽やかさがキーワードになることが多いものの傍から見ていると耐震補強しなくて大丈夫とか思ってしまうわけで、時代が進むと要塞のような建物も出てくるあたり、日本で建築は難しいよなぁと思ったりして。最近は表面をガラスで軽さを出すのが主流のようで、これも大地震は大丈夫?って思うのですよね
Posted by ブクログ
新書という限られた紙幅の中で建築一つ一つの説明を文章と写真でコンパクトかつ分かり易くまとめられている。
ちょっとした合間にも、じっくり一気でも、繰り返しでも読める好書。
行った事があるのは目次の番号で言うと5・12・16・17・27・29・44・48位か。
因みに建築家毎の選出件数は、
前川國男 5
丹下健三 4
アントニン・レーモンド 3
村野藤吾 3
磯崎新 3
ル・コルビュジエ 2
吉田五十八 2
今井兼次 2
佐藤武夫 2
吉阪隆正 2
大江宏 2
白井晟一 2
フランク・ロイド・ライト 1
蒲原重雄 1
立原道造 1
坂倉準三 1
菊竹清訓 1
日建設計 1
槇文彦 1
黒川紀章 1
谷口吉郎+吉生 1
象設計集団 1
Team Zoo 1
長谷川逸子 1
原広司 1
谷口吉生 1
隈研吾 1
伊東豊雄 1
SANAA 1
安藤忠雄 1
西沢立衛 1
パルネットベルマージュ堺店にて購入。