作品一覧

  • ホスト!立ちんぼ!トー横! オーバードーズな人たち ~慶應女子大生が歌舞伎町で暮らした700日間~
    値引きあり
    3.0
    約1年半続いた『FRIDAY』本誌の人気連載『令和4年、歌舞伎町は今……』を書籍化。トー横キッズや風俗嬢、ホストなど現役女子大生ライターの佐々木チワワが取材してきた生の声を中心に、歌舞伎町で起きた事件やリアルな日常、一見理解できない歌舞伎町独特の文化を解いていく。
  • 歌舞伎町に沼る若者たち 搾取と依存の構造
    4.0
    1巻999円 (税込)
    【だから若い女性はホストにハマるのか!】なぜ若い女性がパパ活、風俗、立ちんぼで稼いでまで、ホストクラブで大金を使うのか? 背景には、担当ホストの魅力だけではなく、歌舞伎町特有の論理がある。感情労働・肉体労働・アイデンティティ労働のすべてを兼ね備えたホストの仕事から、女性客の深層心理、そしていまの若者の価値観・消費行動まで丸わかり。Z世代ライターが、愛憎渦巻く夜の世界の「搾取と依存の構造」を解き明かす。 【“歌舞伎町の病”は他人事ではない】●病1 売上至上主義:金や売上がすべて、結果さえ出せばいい ●病2 外見至上主義:ルッキズムの対象は一般の男性会社員にも波及 ●病3 自己資本主義:自らの見た目、プライベートまで切り売りする ●病4 承認至上主義:自分を見てくれないと特別感を得られない ●病5 推し万能主義:身近な人まで、誰でも“推し”と呼ぶ 【目次】●第1章:歌舞伎町・ホストクラブとはどんな場所か ●第2章:ホストは究極の感情労働 ●第3章:ホストはアイドル化しているのか? ●第4章:なぜ若い女性がホストにハマるのか ●第5章:売掛問題解決のための緊急提言 ●第6章:歌舞伎町は若者の価値観の最前線
  • 歌舞伎町モラトリアム
    4.0
    1巻1,650円 (税込)
    15歳で歌舞伎町に足を踏み入れた現役女子大生 ライター 佐々木チワワの7年に渡る、かつてないエスモグラフィー。
  • 効率重視の教養は本物か
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ●文字リテラシーを守るために何ができるか 武田 徹 ●〔鼎談〕ファストな社会の歩き方 倍速視聴から誇示的消費まで 稲田豊史×レジー×佐々木チワワ ●真に面白いものは本とヒューマニティから生まれる 落合陽一 ●新自由主義の行き着く先で 加速する社会に抗うために 木澤佐登志 ●強制的なつながりが縮小する時代 最適化・リスク回避を目指す人間関係の行く末 石田光規 ●音楽の聴き方に見る時間のリベラリズム 鮎川ぱて ●流行りのビジネス書と「論破」ブームが生み出す不毛地帯 面白い知的作業のために何ができるか 堀元 見
  • 「ぴえん」という病 SNS世代の消費と承認
    3.9
    1巻902円 (税込)
    21歳・現役女子大生ライターが送る、衝撃のデビュー作! 歌舞伎町に誕生した「ぴえん系女子」、「トー横キッズ」、「自殺カルチャー」、「新世代ホスト」、「SNS洗脳」……etc、なぜ未成年たちは深い闇に落ちてしまうのか――。そのリアルを著者自身の実体験と寄り添う取材で書き上げた現代若者論。巻末には『闇金ウシジマくん』『九条の大罪』の真鍋昌平氏との対談も実現。混迷な時代を生きる”ぴえん”な若者たちのリアルを刮目せよ! (はじめにより) 午前1時を回った歌舞伎町は、今日も騒がしい――。 路上にはシャンパンボトルを抱えた若い女の子が泣きじゃくり、酔っぱらったホストが女の子と口喧嘩をしている。ゴジラビル横の広場に移動すれば、明らかに未成年とわかる若い男女が酒を飲み、踊る動画を撮影していた。彼らのすぐそばには街娼の女性たちが立ち並ぶ。さっきまで男に話しかけていた制服姿の女子高生は、ホテル街に消えた……。 第一章 「ぴえん系女子」の誕生 第二章 「トー横キッズ」の闇 第三章 歌舞伎町「自殺」カルチャー 第四章 「推し活」と「男性性」の消費 第五章 ホストに狂う「ぴえん」たち 第六章 「まなざし」と「SNS洗脳」 特別対談 「九条の大罪」真鍋昌平×「ぴえん系の病」佐々木チワワ 歌舞伎町の住人たちの「病み(闇)」と「承認(光)」

ユーザーレビュー

  • 歌舞伎町に沼る若者たち 搾取と依存の構造

    Posted by ブクログ

    歌舞伎町に沼った本人が書いているため、感情まで詳細に描かれている。未知だけど魅惑的な夜の世界を想像させてくれ面白く読めた。ホストに行く際の注意点もあるため、ホストに興味があるけど不安な人は読んだらいいと思う。歌舞伎町や夜の世界について知りたい人も一つの視点としてオススメ。

    0
    2025年06月21日
  • 歌舞伎町に沼る若者たち 搾取と依存の構造

    Posted by ブクログ

    ホスト通いをし、これをテーマに慶大総合学部の卒業論文を書いた著者の新作。
    論文を書くために通っていたわけではなく、好きで通っていて、
    これが論文のテーマになると気づいて書き始めて、今や仕事にしているという。

    今回読んでいて思ったのは、ホストもつらいよ、というところか。
    特にlineでつなぐところ。寝る暇ないくらい。文章力も求められる。
    枕営業!も。体力もいる。金づるになる女の子をつなぎとめるのも大変なのだ。

    確かに、遠くのアイドルより近くのホスト、という気持ちはわからないではないが、
    その為に月給以上のシャンパンタワーを注文してしまい、
    それが払えず体を売る、、、
    バカなのか?と思ってしま

    0
    2025年05月05日
  • 歌舞伎町に沼る若者たち 搾取と依存の構造

    Posted by ブクログ

    ホス狂いを体系的に理解できる歌舞伎町における名著であると考えます。
    また、平易な文書で書かれているので、誰でも読みやすいのが最大の魅力です。

    0
    2025年03月20日
  • 「ぴえん」という病 SNS世代の消費と承認

    Posted by ブクログ

    時代に取り残されないよう勉強。
    推しとかぴえんとかエモいとかホストとか、何もかも興味ないトピックばかりだが社会性を身につけるため。

    0
    2024年01月21日
  • 「ぴえん」という病 SNS世代の消費と承認

    Posted by ブクログ

    (2022年6月)

    すごく良かった。

    「推し文化」、「推し活」の記述が興味深かった。p.164の真鍋氏と佐々木氏の対談にて、「推しの立場や職業を親がちゃんと見るべき」と佐々木氏が話していたことに同意する。

    私はジャニーズのアイドルに始まり、人生の中で俳優やお笑い芸人などを「推し」て生きてきた。どのジャンルも「推し」ていることを親に否定されることはなかった。もしこれがSNS上の一般人だったら、そうはいかなかっただろう。

    少し話は変わるが、中学生の頃オタクの友人が「親に趣味を否定される」と言う悩みを打ち明けてくれた(先に言っておくと彼女が推していたのはジャニーズのアイドルである)。親であれ

    0
    2024年01月15日

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