イ・コンニムの作品一覧

「イ・コンニム」の「殺したい子」ほか、ユーザーレビューをお届けします!

作品一覧

  • 殺したい子
    3.8
    1巻1,799円 (税込)
    “あの日”何があったの? 死んだあの子と“私”に…… 校舎裏で殺された女子生徒、容疑者は“親友”とされる一人の少女。 食い違う18の証言、やがて浮かび上がる戦慄の真実。 主人公は高校一年生の女の子、ジュヨン。ある日校舎の裏で親友のソウン が死体となって発見され、警察から容疑者として取り調べを受けることに なる。昨日の放課後、ソウンと大げんかをしたのは確かだが、記憶は途中 からすっぽりと抜け落ち、殺人の記憶はない。 裕福な家庭で何不自由なく育ち、誰からも羨まれるジュヨン。一方、貧し い家庭で育ち、学校ではあまり目立たなかったソウン。性格も周囲の評価 も正反対だが、他の誰も間に入り込めないような親友だった。物語は、勾 留されたジュヨンの心の声と、周囲の人たちの証言を交互に綴っていく。 当初バラバラに見えた「真実」をめぐる証言は、ある方向に集約していく のだが……。

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ユーザーレビュー

  • 殺したい子

    Posted by ブクログ

    衝撃を受けた。
    思い込みが真実へと姿を変えていく恐ろしさに震えた。

    ジュヨンの親友・ソウンが死体となって発見された事に端を発した事件は思いも寄らない方向へ向かう。

    凶器と思われた煉瓦からはジュヨンの指紋が見つかり、誰もが彼女を犯人だと決めつける。
    クラスメイトや担任、弁護士や両親までもが。

    追い詰められていくジュヨンが発した「どうせ信じてくれないくせに」の言葉に涙が込み上げる。

    物語は『真実』と『信じるということ』の二つのテーマを掲げ、私達がどうあるべきかを考えさせてくれる。

    終盤で明かされる二つの真実には言葉を失う。

    0
    2023年06月10日
  • 殺したい子

    Posted by ブクログ

    貧しいなら子どもを生むな。
    平気でそんなことを言う人がいるけれど、
    それは簡単に言ってはいけない言葉だった。(P74)
     

    『殺したい子』イ・コンニム

    あぁ……胸が痛い。しんどい。
    韓国小説って、ときどき容赦なく「格差」を突きつけてくる。
    そして周りの大人も同級生も、見て見ぬふり。

    立場が変わった瞬間に出てくる「そう思ってた」。
    (なんでその時に言わんの!?って毎回つっこみたくなる。笑)

    人間って、ほんと聖人じゃない。
    虫唾が走る時もあるけど、
    それでもこの世界で生きていくしかないんだよね。



    高校一年生のジュヨンが、親友のソウンを殺した。
    ―そう報じられた。

    波紋のように広が

    0
    2026年01月31日
  • 殺したい子

    Posted by ブクログ

    国は違えど世論が形成されていく過程は同じだ。
    人間は信じたい真実を信じる。
    それ以外のものは排除する。
    自分はどんな真実を期待して、この本を読み進めただろうか。

    またこの著者には、他人の印象を変えることなんて簡単なのだ、と言われているような気がした。
    章が変わるたびに登場人物への印象が変わる。
    これも作者の想定通り、ということだろう。

    0
    2024年08月17日
  • 殺したい子

    Posted by ブクログ

    いろんな人の意見が沢山出てくる度に、「真実」とは何なのかをすごく考えさせられた。

    信じることの意味を深く考えさせる1冊で、非常に読み応えのある作品だった。

    0
    2024年07月19日
  • 殺したい子

    Posted by ブクログ

    語り手によって、被害者、容疑者の一面がどんどん暴かれていき見方が変わる。手が止まらなくなり一気読みした。

    0
    2024年07月19日

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