三浦元博の作品一覧
「三浦元博」の「ウクライナ大飢饉:スターリンとホロドモール」「経済兵器 現代戦の手段としての経済制裁」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
- 作者をフォローする
- フォローすると、この作者の新刊が配信された際に、お知らせします。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで202万冊以上配信中!
「三浦元博」の「ウクライナ大飢饉:スターリンとホロドモール」「経済兵器 現代戦の手段としての経済制裁」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
ビジネス・実用
ビジネス・実用
ビジネス・実用
ビジネス・実用
ビジネス・実用
ビジネス・実用
ビジネス・実用
Posted by ブクログ
ニュルンベルクと東京裁判から現代に至るまで、ジェノサイドや人道に対する罪、そしてそれを裁く国際司法の確立に向けた努力を追った力作。赤根さんの報道に触発されて読んだ。
世界中で起きる紛争や侵略が一般市民を苦しめる様を見ていると、国連安保理の国々の拒否権と無関係に動ける国際司法機関が、国の権力者を裁けるというシステムはやはり必要だろうと思う。国内の司法が機能していない場合、という前提の枠は見えるが、それでもその枠も超えた司直の手が必要な場合も多いように見える。
国際司法の存在に異を唱えなくても、実質同じように一般市民を虐殺しているのに、一方は非難し、一方の行為には沈黙するという政治的な二重基準を乗り越える努力も必要。困難な道だが、それでも証拠を集め、長い時間がかかっても責任を問う地道な運動は少しずつ実を結んでいるようだ。
国家元首の行動は国の行動であって、個人責任は問えないという議論はもちろんあるが、戦争責任、とりわけジェノサイドを筆頭とする虐殺や犯罪行為を命じ、是認した権力者の罪は問われてしかるべきだ。この責任を免責することは、過去の罪を問わないというだけでなく、未来をより暴力的なものにしてしまう。罪を犯せば罰せられるのだというシグナルを現時点で送り続けるべきなのだと、膨大な資料と取材をもとに訴えている一冊。
Posted by ブクログ
『万物は流転する』で垣間見たホロドモールのあまりの残酷さがいつまでも脳裏に残っているなか、たまたま本書が目に入ってすぐに借り出した。
ウクライナの歴史的・文化的な背景から解説があり、本作で直接的な分析があるわけではないものの、2026年現在いまだ終結を見ていない戦争に至る文脈にも理解が及ぶ。大飢饉に至る道筋と引き金となった具体的な施策、そして実際に農村で何が起こっていたかについて、確かな資料・研究と生き残った人々の語る言葉から明快に描き出しており、非常にわかりやすかった。
ホロコーストと比べるとホロドモールの存在を詳しく知っている人はかなり少ないと思われるが、人間というもの政治というものが一体何を成し得るのか、そして隣人への同情や憐れみという基本的なヒューマニズムをいかに放棄し、死に対し無感情となれるのか、といったことをホロコーストと同様に無慈悲に浮き彫りにしている。
排斥思想を堂々と口にするような政治家を選んでおきながら例えば虐殺といったものが「そうそう起こるはずがない」とたかをくくるような人とならないためにも、このような歴史の証言をきちんと学ぶ価値は大きい。
Posted by ブクログ
ウクライナ戦争初期の1年に書かれた本。大分状況は変わっていると思うが、かなり突っ込んだ取材をされていて生々しい。
長いので、読んでる間に前の方を忘れるのが難点だが。
プーチンて元々確固たる信念があるわけでもなく、特定利益集団に担がれているというのは読んだことがあった。剛腕独裁者ということではなくて、国民の心情を巧みに読み取って実現してきたのが秘訣らしい。
ロシア自体が猜疑心と被害者意識の塊ってことか。ロシアがない世界に興味がないと言っていたのを思い出す。
本気で西がロシアを潰すつもりだと考えていたんだろう。
ロシア人は、結構、強いものに普通に日和る文化らしくて。反抗する人は、海外へ逃げたり拘束され済み。
さて。この先本当にどうなるのか。