作品一覧

  • ゴジラvs.自衛隊アニメの「戦争論」

    ゴジラvs.自衛隊アニメの「戦争論」

    ビジネス・実用

    4.1
    1巻1,200円 (税込)
    軍事の専門家が熱く語るアニメ・特撮の戦争 「『機動警察パトレイバー』首都防空通信は実際に自衛官の目にどう映ったのか」 「『新世紀エヴァンゲリオン』の世界ではソ連は崩壊していない」 「『風の谷ナウシカ』のバカガラスはナチスドイツで開発されたギガントと同様の運用がなされている」 「『宇宙戦艦ヤマト』の多層式航宙母艦の運用構想は、日本海軍の三段式時代の空母「赤城」と同じなのか」 「『シン・ゴジラ』で使用が検討される核兵器は、名前が違う?」……。 アニメや特撮を、軍事や各ジャンルの専門家が本気で語る。 “虚構”と“現実”、戦争の本質は変わらない――。
  • 本音で対論! いまどきの「ドイツ」と「日本」

    本音で対論! いまどきの「ドイツ」と「日本」

    ビジネス・実用

    4.3
    1巻1,400円 (税込)
    ドイツの学費は大学まで無料。出産費用もタダ――その一方で10歳前後にて、大学進学か就職かをある程度選択せねばならず、就活も存在しないため就職はかなりハード。一方仕事は、バカンスを約一カ月取得し、一人当たりの労働生産性は日本人よりも高いという事実。そして少子高齢化対策として難民を積極的に受け入れるドイツ。昨今は、ドイツ礼賛本一辺倒からドイツ批判の本も書店には並ぶ。メルケル首相の退陣が近づくなか、ドイツでは右傾化の動きも活発になっている。日本だけを見ていては見逃してしまう問題をドイツと比較することで、浮き彫りにしていく。本書は7章構成で各章巻頭には、各章の対論テーマ、それに付随する資料を掲載し、対論の内容の理解が進むように構成した。いまのドイツを知ることは日本を知ることに他ならない。社会人の教養として読むべき一冊である。
  • 日本語再定義

    日本語再定義

    ビジネス・実用

    4.7
    1巻1,980円 (税込)
    マライはヤバイ! マライはスゴイ!! 文芸・アニメ評論に翻訳、そしてワイドショー出演。神出鬼没のドイツ人筆者が、正邪とわぬ言語手法を駆使し、現代のパワーワードと意味定義無限勝負! 日本には、四季があります―― 「じゃあ外国にはないのかよ!!」(マライ) ◎本書で扱う言葉 外タレ、忖度、ガンダム、呪う、帝国、四季、萌える、サボる、アングラ、ワンチャン、教養、理屈、余暇、エモい、ラノベ、隠居、女子力、上から目線、大予言、自己責任論… 可笑しいのはマライか、日本語か。どーですか皆さん! ドイツ的論理思考の極北は、日本語の秘めたるポテンシャルを引き出すか、あるいはパンドラの匣を開けてしまうのか。「ニホンゴお上手ですねぇ」がもはや誉め言葉にならない未知の言霊群が、いまあなたの深奥に突き刺さる!

ユーザーレビュー

  • 日本語再定義

    Posted by ブクログ

    いまNHKのドラマ「舟を編む」が話題だ。
    数年前にBSで放送され評判がよかったので、
    地上波に降りてきたもの。
    テーマは辞書編纂。
    「ことば」にとことんこだわっている。
    私はこの本をだいぶ前に読んでいるんだけど、
    このドラマでよく使われる「語釈」ということばに
    全く記憶がなかった。

    前置きがやたら長くなったが、
    ドイツ人マライ・メントラインさんが書いたこの本を読んで、
    この「語釈」を思い出した。
    日本語が母国語である日本人で、ここまで言葉を深堀する人って、
    どれだけいるだろうか。
    それこそ「舟を編む」の辞書編集者のマジメさんやみどり(池田イライザ)
    くらいなもんではないか。

    かくいう私も言葉にはこだわりたい。
    経営者に会社の状況を的確に伝える役割。
    言葉を間違えてはだいなし。
    しかも、そのあたりに難がある部下を抱えている。
    否が応でも言葉を意識せざるを得ない。

    単語の一つ、「教養」も身につけたいものだ。

    外タレ、忖度、ガンダム、呪う、帝国、四季、萌える、サボる、アングラ、ワンチャン、
    教養、理屈、余暇、エモい、ラノベ、隠居、女子力、上から目線、大予言、自己責任論…

    と、思って読み進めてたら、最後に対談で本物の辞書編集者が出てきた。語釈ということばも。
    やっぱりなあ

    0
    2025年08月04日
  • 日本語再定義

    Posted by ブクログ

    在日ドイツ人による日本語の再定義を通した日本社会やドイツ社会への洞察。

    「隠居」でアップデートできない高齢者とそれがもたらすであろう社会問題について議論されたが、これはアップデートできていないのは高齢者に限らず、10代の男性にもいて、実際どの世代にも一定数いると言うよりも、アップデートできていない人たちの方がマジョリティなのだという事が可視化されたのが、ここ半年の国民民主党への支持拡大とその急落、それと入れ替わるような参政党の支持上昇なのではないかと思う。アップデートできていないことを薄々自覚しつつ、それによるルサンチマンを抱えた人々が多く爆発寸前なのが今の社会なのだろう。などと考えていくように、軽い読み味だが考えることは多い一冊です。今の日本社会のヤバさに絶望するけど。

    0
    2025年07月05日
  • ゴジラvs.自衛隊アニメの「戦争論」

    Posted by ブクログ

    東京大学准教授の小泉悠、防衛政策研究所の高橋杉雄、朝日新聞の太田啓之、ドイツ人のエヴァファン マライ・メントラインらによるアニメテクノロジー論。機動警察パトレイバー、エヴァンゲリオン、宮崎駿アニメ(特に飛行機が出てくる紅の豚、ナウシカ、風とともに去りぬ)、ゴジラが何をオマージュして作られたのか、現実のテクノロジー的には何が可能か、座談会5回分を書き起こした本であるが、本当のオタクはここまで深いのか、読んでいてある意味爽快感がある。

    0
    2025年05月01日
  • ゴジラvs.自衛隊アニメの「戦争論」

    Posted by ブクログ

    小なりとはいえ、一章割いて、「佐藤大輔」について語っていただいている。このありがたさ。新刊をもう手に入れられない身にとっては(高橋氏もご同業だが)ありがたみがあふれている。
    アニオタが軍事政策の中枢にいる。そんな日本だからこそ、守る価値があるのではないか。そのように思える一冊なのである。
    高橋杉雄さん、佐藤大輔で一冊書いていただけませんか?

    0
    2025年03月09日
  • 本音で対論! いまどきの「ドイツ」と「日本」

    Posted by ブクログ

    「職業:ドイツ人」(引っかかるがちゃんと冒頭で解説してくれている)のマライ・メントラインさん、おなじみ池上彰氏と増田さんによる対談形式。初版が昨年の9月だからまぁまぁ情報は新しい。

    マライさんの事は今回初耳だったけど、会話の端々から知性や有能さが滲み出ている…二度の日本留学に加え、15年の在日歴でも「毀誉褒貶(きよほうへん)」って言葉が出てくるか?
    自分が対談の場にいたらドイツの話よりも先に、彼女について色々聞き出そうとするかも笑(他のお二方の手前、聞かずじまいになるのがオチなんだろうけど…)

    ドイツ国内の土地柄から対談は始まる。各地方を日本の地方に当てはめ、特に「同じドイツ語圏のウィーンは京都に似通っている」ってくだりは、行ったことすらないのに納得できた。その感覚がまた刺激的で面白い!
    池上氏は相変わらず会話が解説になっていた笑

    全章要約したいけど自分の技量では…(以下略)恒例の、特に気になった箇所だけ抜粋↓
    【労働】
    バカンス好きとかノー残業のイメージは前からあったけど、仮に残業したら別の日から残業した時間分を差し引く「時間バンク」って制度まで備わっている。ノー残業然り、そうやって長所ばかりに目が行っちゃうんだよなー笑 でも「日本は全然なってない」とか言って優劣付けちゃうのは違う気がする。
    あちらはあちらで即戦力第一主義だったりと、就活面はなかなかに厳しそうだし。

    【教育】
    「(日本の学生は)出来合いの正解を求めている」マライさん…手厳しいけど的を得ています。テスト形式一つを取ってもそう。マークシート形式が一般的な日本で論述問題を出そうものなら、「採点基準は先生の主観だ」といちゃもんを付けられる。今まで意識してこなかったけど、「平等/公平」へのこだわりはここにも表れていたのかと。
    平等を唱えているわりに、教育格差が出ちゃうプロセスもまた嫌らしい。

    【政治】
    わが国の首相が短期間で変わる理由について、以前別の本の著者が「彼らも日本人でシャイだから、顔を覚えられる前に辞めたがるんだ」ってジョークを飛ばしていたのを何故か思い出した。実際、戦後-昨年9月時点でドイツでは8名が首相を務められたが、対して日本は34名。
    ドイツでは周辺国からも支持されるから長期政権化し易い。日本側だって勿論シャイな訳じゃないけど、世襲制に近いから変な義務感に囚われて長続きしないのかなと思えてくる。


    …読後はまぁまぁ息切れ状態。
    この世の諸問題を一身に浴びたみたいなのもあるけど、途中何度も立ち止まって考えていた。それだけ思うところがあったり、或いは曖昧にしたまま生きてきたんだと痛感したり。
    同時に「隣の芝生は青い」と言いますか、お国事情が違う他国を引き合いに出す思考にも陥りがちだったのかと。

    何が正しいのかをまずは自分の頭で考えアウトプット出来るようになっておかねば…と言うのが、何もかもが主体的な御三方を見て導き出した答えである。

    0
    2022年05月10日

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