配信予定・最新刊

作品一覧

  • ねっこ 日日学習辞書 動詞・形容詞300 Nekko Japanese-Japanese Learner’s Dictionary 300 of the Most Common Verbs and Adjectives
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    1巻3,080円 (税込)
    日本語を第二言語として学ぶ人のためのモノリンガル辞書 近年、日本語を学習する人々は国内・海外ともに増え、母語、学習目的、教育水準、社会階層、年齢など、人々の属性は非常に多様化しています。本書は、その多様なバックグラウンドを持つ人々の誰もが理解できるもの、母語や母文化の隔てなく分かりやすいものを目指して作られたモノリンガルの日本語学習辞書です。 基本的な動詞、い形容詞、な形容詞を約300語収録。日本語を母語としない人々の協力のもと検討を重ね、語釈は句や節ではなく、主語・述語をはっきりさせた文の形で提示し、例文は日本の常識や日本文化の知識がなくても見出し語の意味が推測できるように作例しています。規範的な言葉の使い方ではなく、日常的に使われている日本語と、その使い方を示すことを心がけました。 今までにない、ユニークな日日学習辞書です。
  • 小麦畑できみが歌えば
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    1巻2,035円 (税込)
    北海道の小麦農家でのびのび育った18歳の唯吹。 幼少期に祖母と行ったリサイタルで美しい歌声に感動し、歌うことが大好きになった。 けれど、あの声を出したいという願望と、舞台に立ちたいと思うことは結びついていなかった。 あの日までは――。 憧れのひとを追いかけて、地元のオペラハウスのオーディションを受けると、知識不足でありながらも、特別な声で審査員を魅了する。 技術不足が理由で不合格となるが、アンバーオペラハウスのサマープログラムへの推薦をもらうことに。 優勝者はあのアンバーの研修生に選ばれるのだ。 自分の“楽器”と向き合い懸命にくらいつく唯吹だが、進むにつれて大切な仲間との別れもある。 果たして栄光を手に入れることができるのか―― 「わたしはなりたかった。音楽をするために生まれてきたひとに」 【全国の書店員さんから感動の声が続々!】 〇「 手に汗握るオーディションシーンに惹き込まれます。全力で推したくなる主人公です。 」 書店員 高頭佐和子さん 〇「 人と触れ合い、わかろうとする。今の時代に必要な物語。 」 オックスフォード貝津店 山本聡さん 〇「 全編に流れる心地いい旋律が涙を誘います。 」 BOOKSえみたす大口店 近藤さん 〇「 決してシンデレラストーリーではない自己の葛藤や成長がよく描かれている作品だと思います。 」 未来屋書店日の出店 關在我さん 〇「 人生を紡ぐ出会いの大切さをあらためて実感しました。 」 ブックスジュピター 林貴史さん 〇「 歩み続けた先に見えた勝敗よりも大切な心に、はっと目が覚めるようでした。 」 紀伊國屋書店福岡本店 宗岡敦子さん 〇「 不思議だ。オペラを目指す青春小説なのに土の匂いがする。 」 精文館書店中島新町店 久田かおりさん
  • みずもかえでも
    3.6
    1巻1,925円 (税込)
    第15回 小説 野性時代 新人賞 受賞作! 落語好きの父に連れられ寄席に通うなか「演芸写真家」という仕事を知った宮本繭生は、真嶋光一に弟子入りを願い出る。真嶋は「遅刻をしないこと」「演者の許可なく写真を撮らないこと」を条件に聞き入れるが、ある日、繭生は高まる衝動を抑えきれず、落語家・楓家みず帆の高座中にシャッターを切ってしまう。繭生は規則を犯したことを隠したまま演芸写真家の道を諦める。あれから4年。ウエディングフォトスタジオに勤務する繭生のもとに現れたのは、あのみず帆だった……。

ユーザーレビュー

  • みずもかえでも

    Posted by ブクログ

    自分の未熟さから逃げてばかりの私にとって、それで良いのか!頑張って!と後押ししてくれるようなフレーズがいっぱいで、序盤から涙とメモが止まらなかった。

    自身の犯した過ちと向き合って立ち向かっていく主人公の姿はとてもカッコよく見えた。
    「一生懸命」という言葉、そのものを表しているよう。

    繭生や小峯のように、
    自分のやりたいことを見つけて、それに全力で取り組んで欲しい。
    そういう想いを込めて、姪っ子にプレゼントしよう

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    2025年05月05日
  • みずもかえでも

    Posted by ブクログ

    2025.1 ストーリーはありがちだけれど、とにかく勢いがある。グイグイきますね。久しぶりに押されまくりで熱くなりました。

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    2025年02月01日
  • みずもかえでも

    Posted by ブクログ

    小説新潮に短編が掲載されていたので、たまたま読んだこの作家さん
    心に入ってくる文章を書かれてたので、賞を取ったこの本を読んでみた。
    写真家、落語家ともに一瞬の刹那を大事にする商売を生き生きと私の手にも匂い、音、ざわめきなどが感じられる内容の本だった。
    一気に読ませてもらいました。

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    2025年06月12日
  • みずもかえでも

    Posted by ブクログ

    人生で一度も間違いとか過ちをしなかった人などいない
    それを、素直に謝ることができない人がいることも事実だし、その時は謝ってもその後に誰かに話したくもないなんてよくあることだと思う

    失敗は誰にでもある
    この本は、その失敗を思い起こさせてけっこうえぐってきます

    演芸写真家なんてそんな職業あるんだ、と軽い気持ちで読みましたが
    落語のことも学べて、傷を抉られながらも楽しく読めました

    これがデビュー作…
    次作に期待しちゃう作家さんがまた一人増えましたね

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    2025年04月22日
  • みずもかえでも

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ウェディングカメラマンである主人公が過去に因縁のある女性落語家を担当することになるお話。カメラ、落語、ウェディングという3つの特異な業界について知見を深められた。普段は接点のない専門家たちの誇りと苦悩を感じることができて面白かった。特にウェディング業界は一生に一度のイベントであるため顧客からのクレームや急な予定変更など過酷な側面があると感じた。
    主人公は担当することになった女性落語家の寄席中に写真を無断で撮影してしまった過去をもつ。起こしてしまった問題に対して落語家達からの不相応なほど当たりが強いシーンが多々あり、そこはあまり共感できなかった。一生に一度である結婚式の雰囲気を破壊してしまうかも

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    2025年04月01日

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