作品一覧

  • クイーンズ・ギャンビット(新潮文庫)
    4.1
    1巻990円 (税込)
    孤児院で育った少女ベス。用務員にチェスを習い天賦の才を開花させた彼女は、やがてウィートリー夫人に引き取られ、各地の大会で強豪プレイヤーを相手に次々優勝、男性優位のチェス界で頭角を現す。孤児院で与えられた安定剤と、アルコールへの依存とも闘いながら、ベスはついにソ連の大会で最強の敵ボルゴフに挑む――。世界的な大ヒットドラマの原作となった、天才少女の孤高の挑戦を描く長編。

ユーザーレビュー

  • クイーンズ・ギャンビット(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    9歳のベスは孤児院で用務員のおじさんにチェスを教わるとずば抜けた才能を発揮して瞬く間に全米チャンピオンに。誰もが驚く活躍の裏で、勝利へのプレッシャーから薬物やアルコール依存に苦しむ等身大の主人公が描かれる。時に現実から逃げそうになりながらもその才能だけを頼りに強気に勝負の世界へ臨んでいくベス。時に弱々しく、時に頼もしいそのキャラクターがそのままこの作品の魅力となっている。

    0
    2023年09月11日
  • クイーンズ・ギャンビット(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    アニャのドラマから流れてきたミーハーです。

    けどこのドラマがきっかけでチェスを覚えて、どっぷりハマって、暇な時間は脳死でチェスのアプリをするようになりました。

    0
    2022年11月11日
  • クイーンズ・ギャンビット(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    2021年に発売された本書であるが、年をまたいで読み始めることに。あっという間に読み終えてしまった。読み始めから「面白い作品に出合えたかも…」という期待を持たせたが、その予感は的中した。私個人としてはかなりハマって読めた。主人公のベスが非常に魅力的に映る(表紙のドラマ版の役者さんの印象もあるかもしれないが)。

    単にチェスで無双しまくるかと思いきや、年齢が上がってくるにつけ、神童も人間関係やお酒におぼれて挫折を味わったりするさまを淡々とテンポよく描いていく。「淡々と」と書くとどうしても「あっさり」として物語に浸れないのかというとそうではなく、どうしてそうなるのかベスの心のうちがしっかりと描いて

    0
    2022年03月11日
  • クイーンズ・ギャンビット(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    不遇の少女が、チェスと出会い、男性優位のチェス界で対戦相手を続々と凪倒し、ソ連のチャンピオンと死闘の末に勝利する娯楽大作だ。いや、むちゃくちゃ面白かった。

    0
    2021年10月25日
  • クイーンズ・ギャンビット(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    盤上で繰り広げられる凄まじい心理戦。息が詰まるくらいのチェスの描写には最高に惹きつけられる。男性が圧倒的に多い世界で、問題を抱えながらも勝ち上がっていく姿もカッコいい。原作から37年越しの邦訳だが、とても面白かったのでよくぞ邦訳してくれたと感謝しかない。

    0
    2021年08月15日

新規会員限定 70%OFFクーポンプレゼント!