巴里の黒猫の作品一覧
「巴里の黒猫」の「お茶屋さんは賢者見習い」「【分冊版】お茶屋さんは賢者見習い」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「巴里の黒猫」の「お茶屋さんは賢者見習い」「【分冊版】お茶屋さんは賢者見習い」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
森
12月になってライアンがハンターたちと森に行くことになり、リンもそれに同行させてもらいました。自分が現れた場所を確かめたかったようです。森は彼女に甘いらしく、「ギィ」の葉っぱが欲しいと頼むと、自然に落ちてきました。そして遂に彼女が現れたオークの木の前にたどり着きました。オークの前で元の世界に戻れないか試しましたが、それはかないませんでした。元の世界に戻れいとわかった彼女は1人そこで涙しました。それからというももの、悩む時間を作らないよう、なるべく忙しくして過ごしました。これで少しは気持ちの整理がついたのでしょうか。
使用人
リンはライアンが工房と呼んでいる、昨日泊めてもらった家に戻りました。まだこの世界に慣れない彼女のために、ライアンが使用人をつけてくれました。使用人が来るまでの間、お茶をすることになりましたが、世話になっているお礼にリンがお茶を淹れることになりました。お茶を飲んでいるうちに、使用人として働いてくれるシュトレンの妻アマンドと料理人のブルダルーがやって来ました。彼女はブルダルーを手伝ってこの世界の料理方法を学ぶことにしました。少しでもこの世界に慣れたいようです。
ハンターズギルド
リンがハンターズギルドに向かう途中にいろいろなことがわかってきました。ドルーは人間ではなくて木の精霊で、ライアンはこの地を治める公爵家の三男であることなどです。ハンターズギルドではライアンの友人であるギルド長のオグと補佐のエクレールが出迎えてくれました。ギルドで登録したあとはエクレールがリンの買い物を手伝ってくれました。ドレスや日用品を取り揃えてギルドに戻りましたが、ライアンとオグは女性に対してデリカシーがないため、エクレールにたしなめられました。今のところリンの前に現れた人はみんないい人そうなのがいいですね。