理学療法士で、難治性の患者さんを担当してきた著者が、アレクサンダーテクニーク(よりよく生きるために体と心の使い方を学ぶ学問)を用いて姿勢改善のための「魔法のフレーズ」について教えてくれる本です。
フレーズはどれもイメージしやすい言葉が使われていて、たとえば「アルプスの春がとけるように」とか、「おも
...続きを読むちのようにふっくら」というような言葉が使われています。
分量として重たくないうえ、一回読んでみて自分の体の状態をフレーズとリンクさせてみるだけでも、肩が楽になる感じがありました。
著者いわく、人はもともと緊張のない状態では猫背にはなることがなく(=赤ちゃんはふわっと自然体)、年月を経て緊張や気負いによって筋肉に知らず知らず負荷がかかっていくのだとか。
確かに苦手な人と話すときや、社会に出て嫌な場面に出くわすときって大抵肩こりが凄かったりしますよね。
これから時々思い出して、試してみたくなる10個の「魔法のフレーズ」でした。