クラウス・コルドンの作品一覧

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作品一覧

2022/03/18更新

ユーザーレビュー

  • ベルリン1919 赤い水兵(下)
    だんだんと不気味さを増していく国内情勢。ヘレの周りでも友達や教師、そして両親の様子が変わっていく様子が描かれこちらまで不安にさせる。幼い妹と弟の世話をしながら翻弄されるヘレが本当に可哀想で、革命にかまける両親には怒りの感情を覚える。次回は主人公が変わるらしいので、楽しみ。
  • ベルリン1933 壁を背にして(上)
    1933年のドイツ。15歳のハンスの身の回りで起きる出来事がどれも不穏な空気を帯びている。
    支持する政党により家族や友達との関係に亀裂が入る。貧困。淡い恋心。ヒトラー、ベルリン、ドイツを多面的に理解することができそうな気がする。
  • ベルリン1945 はじめての春(下)
    読み終わってしまった・・・ベルリンロスで呆然としています。
    この3部で、またハンスに会えることを期待して「実はハンスが生きていた」っていう展開を願っていたのだけど。ずっしりとした喪失感を味わいました。
    激動の中、ぶれることなく信じることを守った人。大勢の中に呑まれ、力あるものを信じ込まされた人。戦争...続きを読む
  • ベルリン1933 壁を背にして(上)
    読むまでは、外国の歴史上の事だと思っていたし、ナチを支持する人なんて悪人ばかりだと思っていた。だが…どのようにしてあの惨劇が普通の労働者の中で進行していったのか、ドキュメンタリーを読んでいるようだった。
  • ベルリン1933 壁を背にして(下)
    この前の赤い水兵では、栄養不足で衰弱し「この子は生き延びることができるのか」と思ったあの小さなハンス坊やが15歳に成長して登場。先が不安定な労働者として働きつつ、ヘレの信頼できる同志になっていく。まだ15歳なのに・・・。日毎にナチの力が増大して、圧力と暴力で追い詰められていく様に胸が押しつぶされそう...続きを読む

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