作品一覧

  • アパートたまゆら

    アパートたまゆら

    小説・文芸

    4.3
    1巻1,320円 (税込)
    潔癖症の会社員・紗子は、飲み会帰りにアパートの鍵を店に忘れてきてしまう。困り果てていると、居合わせた隣人の琴引さんが一晩泊めてくれることに。これを機に彼との交流がはじまり、恋心が芽生えていくが……?
  • 雨が降ったら

    雨が降ったら

    小説・文芸

    4.1
    1巻1,980円 (税込)
    夫の浮気で離婚し、古いアパートで独り暮らしをする初佳、48歳。子ども達は独立し、収入は決して高くない。将来に不安がないわけではないが、自分が選んだものだけに囲まれた生活は思いのほか幸福だ。ある日雨に降られて入った『わかば洋傘店』で、70代すぎと思しきパンクな恰好の女性店主に「雨が降ったら傘をさせ」という言葉と店名が大きく入った傘を貸してもらい――。「これから先」の人生が楽しみになる著者の最高傑作!

ユーザーレビュー

  • 雨が降ったら

    Posted by ブクログ

    最近こういうタイプのほのぼの系短編の連作がとても増えてきたと感じる。ただ読んでなかっただけで、前からそうだったのかもしれないけど。中には極甘センチメンタルの塊みたいなのもあるが、この本はさすがに、人生のリアルな悲喜こもごもを、味わい深い日本語で描き出した、短編小説の魅力の結晶のような本だった。他と区別する魅力を少し考えてみると、一人称語りだけれども、語られている内容が作者の人間理解の成熟度を反映していることと、ところどころに飛び出す「笑い」の要素だろうか。気軽に読めるけど、じっくり味わって読みたい類の小説だった。

    0
    2026年09月14日
  • 雨が降ったら

    Posted by ブクログ

    連作短編集になっていて面白い。
    どのお話にもそれぞれ共感出来るところがあったり、クスッとするところもあったり、ジーンとくるところもあった。
    装丁も可愛いので読んでて上がる!

    0
    2026年09月07日
  • 雨が降ったら

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    傘ひとつとっても、思い出とともに大切にしていれば人生が豊かになるのかなと感じた本。
    将来や結婚への不安を感じた時に読み返したい。
    この本を読んで、これから20代30代と、思い描く夢と理想はあるけれど、その通りにならなくてもいいじゃん!と思えました。日々の小さな煌めきと豊かさで人生の今に満足して一歩ずつ歩いていきたい。
    サラサラした人になりたい。

    0
    2026年08月16日
  • アパートたまゆら

    Posted by ブクログ

    実際にあり得る設定か?と聞かれるとほぼあり得ないんだろうけど、読んでるこちらもドキドキしてきて、読む手が止まらなくてほぼ一晩で読んだ!
    久しぶりにキュンキュンする本読んで、おかわり欲しくなった笑

    0
    2026年08月13日
  • 雨が降ったら

    Posted by ブクログ

    アラフォーの女性たちがそれぞれ抱えるぼんやりした不安や寂しさをそっと掬い取ってくれるような優しい連作短編集。傘屋の明るいおばさんとその息子の、寄り添ってくれているような、そうでもないような、絶妙な距離感の優しさもとても良いです。
    「雨が降ったら傘をさせ」。わかば洋傘店の傘に書かれた言葉に、心がふっと軽くなります。

    0
    2026年08月07日

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