作品一覧

  • 明るい夜に、星を探して

    明るい夜に、星を探して

    小説・文芸

    4.0
    1巻1,760円 (税込)
    会社を辞めて、酒と戯れる日々を動画で綴ってきたが、月日が流れるうちに、気づけば30歳は目前。いつのまにか、旧友たちとの「違い」が身にしみるようになってきた。 同じように机を並べて笑い合っていた友人たちは、結婚して子供が生まれていたり、会社で活躍していたり。 この先、どうすればいいのだろうか。せめて、「同じ」ように生きたい。 わからないまま酒に逃げたある夜、気づけばフィンランド行きの航空券は予約済み。 「世界で一番幸せな国」ーーその触れ込みが無意識にその地を選ばせたのだろうか。 取ったものは行くしかない。豪華クルーズ船に乗り、ミッドサマーに参加し、ビール風呂に浸かり……。 29歳、北欧2週間の初の海外一人旅。異国情緒にあふれる筆致が光る酒村ゆっけ、初の旅エッセイ。「今のままの自分でいいのかな」と、酒に逃げたいすべての人へ。
  • 無職、ときどきハイボール

    無職、ときどきハイボール

    小説・文芸

    3.7
    1巻1,430円 (税込)
    おっは、モーニング。 SNSフォロワー累計60万人超!  酒テロ動画で話題沸騰中、酒村ゆっけ、初のエッセイ。 IKEA、サイゼリヤ、吉野家、セブンイレブン、くら寿司、公園…… 酒さえあれば、どんなところも居酒屋認定!  酒村ゆっけ、ワールド全開の"酒テロ"エッセイ爆誕。 今日も酒が、おいしーーーー!!!
  • 酔いとゆくすえ ~酒村ゆっけ、小説コミカライズ短編集~ 上
    完結

    酔いとゆくすえ ~酒村ゆっけ、小説コミカライズ短編集~

    少女・女性マンガ

    5.0
    全2巻748円 (税込)
    嵐の夜、人魚アリアスが偶然知ってしまった酒の味。 酒を求めて人間になることを決意し、裏切りを重ねた彼女が見つけた未来とは?(酒に溺れた人魚姫、海の仲間を食い散らかす) 花を溺愛するあまり巷で「フラワーボーイ」と呼ばれる少年。 渡された花束を食べるなどの奇行により周囲から敬遠されていたが、 ある日自分を受け入れてくれる少女に出会い――?(フラワーボーイ)     新世代Youtuber・酒村ゆっけ、の小説を 新鋭漫画家・夜の羊雲の淡く儚い筆致で紡いだ 陶酔と衝撃の短編集・上巻。
  • 酒に溺れた人魚姫、海の仲間を食い散らかす
    値引きあり

    酒に溺れた人魚姫、海の仲間を食い散らかす

    小説・文芸

    4.2
    1巻715円 (税込)
    グロテスクなのになぜか心地いい。 酒飲みYouTuberとして名を馳せる著者が稀有な発想力を見せつける! 初の短編小説集。 人間関係や恋愛関係。小さな困難が積み重なり、複雑に絡まり合い、いつの間にかがんじがらめになる……そんな難しさや不確かさ、孤独や絶望をなんとか乗り越えているすべての方に、心地よいほろ酔いを届けます。 既婚者との関係から抜け出せない女性を救い出すために、一本の口紅が取った驚きの方法とは? (「口紅の弾丸」) ミニマリストを極めすぎた男、全てを捨てて、最後に捨てたものとは? (「      」)。 地下アイドルとして奮闘する少女を守り支える、くまのぬいぐるみの不思議な力とは? (「くまのくぅーちゃん」) 嵐の夜偶然知ってしまった酒の味。酒を求めて人間になることを決意し、裏切りを重ねた人魚が見つけた未来とは? (酒に溺れた人魚姫、海の仲間を食い散らかす) 最後のどんでん返しに息を呑む! 「まさかこんな展開になるなんて!」と、新鮮な驚きに包まれる! 日々の痛みを和らげる「お酒」のような恍惚と同時に、酔いが醒めたときの筋肉痛や頭痛のような痛み、それでも現実に立ち向かう一人ひとりへのエールのような余韻が残ります。
  • 酔いとゆくすえ ~酒村ゆっけ、小説コミカライズ短編集~【分冊版】 1
    無料あり

    酔いとゆくすえ ~酒村ゆっけ、小説コミカライズ短編集~【分冊版】

    少女・女性マンガ

    3.0
    1~18巻0~88円 (税込)
    嵐の夜、人魚アリアスが偶然知ってしまった酒の味。 酒を求めて人間になることを決意し、裏切りを重ねた彼女が見つけた未来とは?(酒に溺れた人魚姫、海の仲間を食い散らかす) 花を溺愛するあまり巷で「フラワーボーイ」と呼ばれる少年。 渡された花束を食べるなどの奇行により周囲から敬遠されていたが、 ある日自分を受け入れてくれる少女に出会い――?(フラワーボーイ) 新世代Youtuber・酒村ゆっけ、の小説を 新鋭漫画家・夜の羊雲の淡く儚い筆致で紡いだ 陶酔と衝撃の短編集。分冊版第1弾。 ※本作品は単行本を分割したもので、本編内容は同一のものとなります。重複購入にご注意ください。

ユーザーレビュー

  • 明るい夜に、星を探して

    Posted by ブクログ

    著者の方を知らずに、おそらくフィンランド関連本のおすすめとして出てきたので読んだのだが、とてもおもしろかった。更に読後に著者のYoutubeを見て驚いた。映像センスもあって文才もあるなんてなんという才能…。
    最近ほんわかとしたエッセイに出会うことが多くやや胸焼けしていたので、酒村さんのエッセイは心がじんわりと温まるだけではなく、どうしてそんなことに、と思うような珍道中もあってとても楽しめた。

    0
    2026年07月18日
  • 明るい夜に、星を探して

    Posted by ブクログ

    カラフルな家が建ち並ぶ表紙デザインに惹かれて完全にジャケ買いした一冊。
    内容もとても読みやすく、ユーモア溢れる文章と軽いテンポでどんどんストーリーに惹き込まれていった。
    お酒の勢いで北欧行きのチケットを予約してしまったにも関わらず実際に一人で北欧に行ける勇気と行動力には感銘を受けた。
    途中、何度かロマンスや青春映画のワンシーンのような幻想的な雰囲気に包まれながらも結局は台本通りのハッピーエンドには至らないというのがまた人生のリアルを映し出されていて共感できた。
    最後の空港でのハプニングは、前向きに締めくくられてはいたものの、あまりに可哀想で心が締め付けられた。

    坂村さんの小説は初めて読ませて頂いたが、こんなにも表現が秀逸で素敵な文才の持ち主だと知ったので彼女の他の本もどんどん開拓していきたい。

    0
    2026年03月08日
  • 明るい夜に、星を探して

    Posted by ブクログ

    ゆっけちゃんの動画にハマって、一時期ずっとみていた。私はお酒が弱いので、代わりに飲んでくれる人として認定している。そのゆっけちゃんのエッセイ。勢いというより、記憶がないうちに予約して、飛んでっちゃった話。さすがすぎる。

    昔から「自分探しの旅」という言葉はあるけれど、年齢を重ねていくとわかる。自分なんて見つからない。そして思う。見つからなくてもいいんじゃないかって。
    海外にいくと、確かに価値観が変わるのは確か。ただ、それはどこかが大事というわけではなく、「初めての経験をたくさんできる場」だからではないだろうか。もちろん国内にいても新しい経験はできるけれど、海外ほど初めてのものばかりに囲まれる環境はない。
    逆にいうと、新しい環境や体験に自分から飛び込んで、噛み締めないと、変わり映えのない日々を過ごすことになってしまう。もちろん新しい体験はベースとなる日々があってこそだから、その基盤は固めつつ、でも怖がらずに新しい場所や体験を求めて行きたい。

    ヨーロッパ旅はすごく憧れる。いつ行こうか、まだまだ迷い中。ゆっけちゃんの白夜の時期に行ったというのは、私のまさに憧れ。微妙な距離、かつ物価もあるから人を誘いにくいしなー、一人旅ができる場所ではあるけれど迷うなーとか思ってたら決めきれない。
    うーん、しこたま飲んで、記憶をなくしてチケットを買うしかないか。

    0
    2026年01月17日
  • 酒に溺れた人魚姫、海の仲間を食い散らかす

    Posted by ブクログ

    1287

    酒村 ゆっけ、
    酒を愛し、酒に愛される孤独な女。新卒半年で仕事を辞め、そのままネオ無職を全う中。引っ込み思案で、人見知りを極めているけれど酒がそばにいてくれるから大丈夫。たくさんの酒彼氏に囲まれて生きている。食べること、映画や本、そして美味しいお酒に溺れる毎日。そんな酒との生活を文章に綴り、YouTubeにて酒テロ動画を発信している。気付けば、画面越しのたくさんの乾杯仲間たちに囲まれていた。


    酒に溺れた人魚姫、海の仲間を食い散らかす
    by 酒村 ゆっけ、
     フラワーボーイは世界中の誰よりも花を心の底から愛していた。いつでも花を持ち歩くことはもちろん、花への愛が故に突拍子もない行動を繰り返していた。  フラワーボーイは、花に対して桁外れの思いと熱量、そして並々ならぬ知識を持つので、花たちとのこぼれ話を綴る彼のSNSにはそれなりのフォロワーがついていた。  普通に生活していればモテるんだろうなというくらい目鼻立ちがはっきりしているので、花と戯れる写真を投稿すれば、すぐにそこそこの数の反応があった。彼に会いたいとメッセージを送るファンやインフルエンサーも少なくなかった。  しかし、一度会ってしまうと最後。その後、彼ともう一度会おうという人は現れない。

    実は彼には、通りすがりによさそうな土を見つけたら花の種を植える習慣があった。公園の花壇、人の家の庭、そんなことはお構いなしだ。  こんな調子だから、人と会うたびにフォロワーはぽつりぽつりと減っていくが、一方で花言葉の知識や花と彼の写真を投稿するたびに増えていくので、誰もその実態に気付かないのだった。  そうそう、フラワーボーイの誕生日会のときの、あの凍りついた瞬間は今でも忘れられない。  フォロワーであるファンたちが、彼の誕生日会を開きたいから来てほしいと言うので、彼は快く受け入れた。

     当の花たちは彼の異常な愛に怯えていた。  花たちにとって彼は不気味だった。嫌悪すらしていた。彼の数々の奇行のせいで、花に対するマイナスイメージを抱く人たちが確実に増えているからだ。  フラワーボーイは、特に美しく咲いた好みの花を、お気に入りの白い花瓶にいけることにしていたが、花たちはそれを「地獄行き」と呼んでいた。

    「わかっていたけど、僕はきっとそれを忘れていたんだ。どちらかというと、これが、今僕の目に映るこれが本当の世界なんだね。僕って人間の社会に長くいすぎたけど、やっぱりここが僕の居場所だったんだ」  フラワーボーイは、ひたすらに空を眺め続ける。太陽と雲の流れがいつもよりとても速く感じられる。

    ──僕は、彼女の一番の理解者。誰よりもそばで彼女のことを支えている(つもり)。動くことも話すこともなにもできないけれど、彼女に愛を与えることは可能だ。言葉はなくても愛は存在するんだって、どこかの誰かが言っていた気がする。  くぅーは、今日も暗闇で彼女の寝顔をじっと眺める。 『君はきっとトップアイドルになれるヨ。絶対ニネ』  彼女の願いが叶いますようにと、くぅーは毎晩星に願うのだった。  ぬいぐるみには、不思議な力が宿っているといわれる。くぅーもそのうちの一つかもしれない。彼女の「トップアイドルになりたい」という願いはすぐに叶えられるものじゃないけれど、些細な願いならくぅーが祈れば不思議なことに、すぐに叶うことが多かった。  少しは彼女の支えとして役に立っているだろうか。 『ゆっくりおやすみネ』と、今日もつぶらな黒い瞳で平和に感謝した。

    父親のことはなにもわからない。  父親の名前を出したことが過去に一度だけあったが、その名を聞いた瞬間、母親は今まで見たことがないくらい悲しげな、触れてはいけない扉を開いてしまったかのような表情を浮かべた。彼はそれから二度と、父親について尋ねることはなかった。  すがれるものも頼れる人もなにもなかった母親は、聞いたことのない宗教にのめり込むようになった。それでも母親は彼女なりに精一杯、まだ幼かった石田に愛情を注いでくれていたのを彼は知っていたし、責める気にはならなかった。

    「最初ありえないと思っていたけど、こういう生き方もありなのかも」 「嫌なことばかりの人生を断ち切るためにも参考にしたい」 「怖いもの見たさで再生、気付けば片手にゴミ袋握ってた」

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    2024年08月19日
  • 酔いとゆくすえ ~酒村ゆっけ、小説コミカライズ短編集~ 下

    Posted by ブクログ

    絵の柔らかさが好きです。1話1話、短編になっているので凄く読みやすいです。今度の続作は長編だと嬉しいです。これからも応援しています。

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    2024年05月23日

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