デイヴィッド・マークソンの作品一覧

「デイヴィッド・マークソン」の新着作品・人気作品や、最新のユーザーレビューをお届けします!

ユーザーレビュー

  • ウィトゲンシュタインの愛人
    『考えていないという対象のことを考えずに、何かについて考えていないという文章をタイプすることは絶対にできない。このことに気付いたのは今回が初めてだと思う。あるいは、これによく似たことに気付いたのは。この話はこれくらいにしておいた方がいいかもしれない』

    これは「ヴィトゲンシュタインの愛人」という題名...続きを読む
  • ウィトゲンシュタインの愛人
    海辺の家で家具を焼き、暖をとりながらタイプライターを打つ女。ニーチェやハイデッガー、ブラームスやピカソにまつわる取り留めのない思考の断片から、かつて存在した彼女の世界が少しずつ形を現してゆく。世界でたった一人になったら、人はどこに向かって何を書くのか。1988年に書かれたSpeculative Fi...続きを読む
  • ウィトゲンシュタインの愛人
    思考が本当にあちこち飛んでいるんだけど(接続詞もおそらくあえてずらしている)、文章のテンポがいいので、流し読みするとそんなに引っかからない不思議な感覚。
    どうでもいいかもだけど、人類だけでなく、生物もいないので、装丁めっちゃ綺麗だけど、カモメ描いちゃダメな気が…
  • ウィトゲンシュタインの愛人
    『ヴィトゲンシュタインの愛人』デイヴィッド・マークソン著。これはすごい! 木原善彦さんが訳したんだ! 目利きだ! これほど最前線の実験小説はなかなかないだろう。ヴィトゲンシュタインのような思考方法がそっくりそのまま再現されているかのようだ。2010年に亡くなっているが、今これを読むことができて本当に...続きを読む
  • ウィトゲンシュタインの愛人
    (JRの人か!)
    たったひとりの生き残り中年の女性の回想。それは自分自身のことではなくて、プラトンに始まり〜最近のゴッホ辺りまで。うーん、飽きる。でもなんか心地いい。砂漠に吹く風のような。(砂漠なんざもちろん行ったことはございません)
    自分の中の偏見ですが、NY生まれの人って(男性に限るかも)病んで...続きを読む

新規会員限定 70%OFFクーポンプレゼント!