作品一覧 2021/02/09更新 素粒子物理学(武田暁、宮沢弘成 共著) 物理学選書 9 試し読み フォロー 場の理論(武田暁 著) 物理学選書 21 試し読み フォロー 1~2件目 / 2件<<<1・・・・・・・・・>>> 武田暁の作品をすべて見る
ユーザーレビュー 場の理論(武田暁 著) 物理学選書 21 武田暁 目次は淡白だが、内容はすこぶる濃い。 前半では、調和振動子の重要性について明示的に考察する。 中盤からは、他書にはない独自の展開が続く。対生成の演算子然りだ。超電導の肝であるクーパー対の生成原理が理解できて嬉しい。 第6章の自発的対称性の破れもエキサイティングだ。マグノンが南部=ゴールドストン...続きを読む粒子だと指摘され、初めて自発的対称性の議論が腑に落ちた。 第7章のゲージ場の理論と光子も、他書ではうわ滑っていた理解が深いところまで進む。 Posted by ブクログ 素粒子物理学(武田暁、宮沢弘成 共著) 物理学選書 9 武田暁 / 宮沢弘成 場の量子論から素粒子の理論へ、典型的な流れ(boson,fermion場の量子化→電磁場の量子化→素粒子のいくつかの反応)で話を繋いでいく。注意すべきは内容が古い点で、ニュートリノは2世代しかなかったり、現在の標準模型が出来上がる前の内容。説明は明快。 Posted by ブクログ 武田暁のレビューをもっと見る