武田暁の作品一覧

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ユーザーレビュー

  • 場の理論(武田暁 著) 物理学選書 21
    目次は淡白だが、内容はすこぶる濃い。

    前半では、調和振動子の重要性について明示的に考察する。

    中盤からは、他書にはない独自の展開が続く。対生成の演算子然りだ。超電導の肝であるクーパー対の生成原理が理解できて嬉しい。

    第6章の自発的対称性の破れもエキサイティングだ。マグノンが南部=ゴールドストン...続きを読む
  • 素粒子物理学(武田暁、宮沢弘成 共著) 物理学選書 9
    場の量子論から素粒子の理論へ、典型的な流れ(boson,fermion場の量子化→電磁場の量子化→素粒子のいくつかの反応)で話を繋いでいく。注意すべきは内容が古い点で、ニュートリノは2世代しかなかったり、現在の標準模型が出来上がる前の内容。説明は明快。

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